2023年9月18日 12:00
推理作家協会賞短編部門受賞作家 矢樹純氏の『幸せの国殺人事件』 ポプラ社より発売
少年少女たちの瑞々しい感情と友情を描いた、著者初の青春ミステリー
アップルシード・エージェンシー契約作家の矢樹純さんの新刊『幸せの国殺人事件』(ポプラ社)が9月13日に発売されました。
あらすじ
中学一年の薗村海斗は、最近は学校に来なくなってしまっている同級生・桶屋太市、同じく同級生の女子・烏丸未夢と、オンラインゲームを通して交流を深めていた。ある日三人は、廃園になった遊園地≪ハピネスランド≫で撮影されたと思われるある動画を見てしまう。
《動画見た?》
《このことで話したい》
《明日学校終わったらうち来て》
その動画が一体何なのかを突き止めるため、三人はハピネスランドに侵入することに……。思わぬ方向へ展開していく事件を追いながら、海斗たちは少しずつ真実に近づいていく―。
気鋭のミステリー作家が、少年少女たちの友情と成長を描く、傑作青春ミステリの誕生です。
『幸せの国殺人事件』に登場する少年達も、それぞれ悩みや葛藤を抱え、時には衝突しながら、事件を追う中で成長していきます。
その辺りも読みどころではありますが、もちろん自分はミステリー作家ですので、これまでの作品同様、盛りだくさんのサスペンスと謎を詰め込んだハラハラ&ワクワクするお話に仕上げました。