2022年8月15日 10:00
脚本:ラサール石井・演出:流山児祥 江戸糸あやつり人形結城座『瞼の母』上演決定 カンフェティでチケット発売
【あらすじ】
幼いころに母親と生き別れた、番場の忠太郎という渡世のやくざ者。江戸まで来て、柳橋の料亭で女将をしている女性が自分の母親だと知る。しかし浮世の義理から女性は母親だと認めようとしない。失意のうちに忠太郎は料亭を去る。目を閉じれば優しい母親の姿が浮かぶ…。
公益財団法人江戸糸あやつり人形結城座
結城座は江戸時代の寛永12年(1635年)に初代結城孫三郎が旗揚げいたしました。
それから380年を超える長い年月を経て、現在 『国記録選択無形民俗文化財』『東京都の無形文化財』に指定されている、日本唯一の伝統的な「江戸糸あやつり人形」の劇団です。
江戸幕府公認の五座の中では、歌舞伎三座(市村座、中村座、河原崎座)は座元名のみの継承となり、残る薩摩座も姿を消してしまい、現在として存続するのは結城座のみとなりました。
1993年5月に十代目結城孫三郎(結城雪斎)の次男・三代目両川船遊が十二代目結城孫三郎を襲名し、二つ名前で活動を続けて参りましたが、2021年6月、結城孫三郎の名跡を長男の結城数馬に譲り、十三代目結城孫三郎が誕生いたしました。自身は両川船遊の一つ名前に戻り、活動を続けています。