共働き子育て世帯では28%がドラム式洗濯機を所有 - 主要60家電の普及率調査 -
GfK Japanは、家電普及と購入方法に関するインターネット調査を実施し、その結果の一部を6月20日に発表した*。
【概要】
・主要家電製品約60分類の普及率を調査。スティック掃除機は普及率50%でキャニスターを上回った。
・スマートウォッチは18~29才の普及率が19%と高く、年代別で普及状況に違いが見られた。
・共働き子育て世帯では、ビルトイン食洗器、ロボット掃除機、ドラム式洗濯機など家事負担を減らす家電の普及率が全体と比べて1.5~2倍ほど高かった。
【主要家電製品の普及状況】
主要な家電製品約60分類に対して所有の状況を聞いたところ、以下の結果となった(図1)。
携帯電話、冷蔵庫、炊飯器、テレビ、ドライヤーなどは普及率が80%を超え、ほとんどの家庭で所有されている様子がうかがえた。普及率50%以上で、半数以上の家庭が所有している家電には、扇風機、ノートパソコン、縦型洗濯機、オーブン電子レンジ、プリンタ、ルータ、電気ケトル、スティック掃除機が挙がった。
スティック掃除機の普及率は50%で、キャニスター掃除機の47%を上回る結果となった。
メインストリーム市場の中でも、普及率16%~50%のアーリーマジョリティ市場には、LEDシーリングライトをはじめ、体組成計、血圧計、電動歯ブラシといった健康家電の他、完全ワイヤレスイヤホンやタブレット端末、またドラム式洗濯機が挙がった。