人気YouTubeチャンネル・オンラインスクールを運営する話題の「農業経営コンサルタント」が、年収1000万円の「金持ち農家」になる方法を1冊にまとめました
「販売」「お金と時間」「経営」などの章として分類し体系化しました。
同じ地域で同じ農産物を作っているのに、「金持ち農家」と「貧乏農家」がいるのは、実は思考も行動も真逆だから。
「金持ち農家」だけが実践していることを真似れば、どんな「貧乏農家」も、新規就農する人も、年収1000万円の「金持ち農家」を目指せます。
◆2030年までが就農のチャンス
著者の高津佐氏は、「個人が農業に参入する最後のチャンスは2030年頃までではないか」と語ります。
現在の農家は急速に高齢化が進み、年齢や体力的な問題で離農する人がますます増えます。
数年前までは100万以上あった農業経営体ですが、現在は80万経営体ぐらいになっています。そして、将来的には20〜30万経営体になる見通しです。
そうなると、1つの農業経営体が大規模化し、ゼロからの新規就農では太刀打ちできない業界になる可能性が高いです。
つまり、数億円規模の資本投資ができなければ農業を始めることができない時代を迎え、将来は、農業で独立したくても、その選択肢さえもなくなる可能性があります。
また、地方重視を強調し、農林水産大臣をかつて務めた石破茂氏が自民党の総裁に就いたことで、業界にも期待が高まっています。