2024年1月1日 13:00
森戸一恵個展「Swan Maidens」1月9日より1月21日まで、MEDEL GALLERY SHUで開催!
OVERVIEW
MEDEL GALLERY SHUでは、2024年1月9日より1月21日まで、森戸一恵の個展「Swan Maidens」を開催いたします。森戸は高校の美術科を卒業後、武蔵野美術大学油絵学科に進むも事情により中退しましたが、絵画制作への情熱は失わず、2022年より制作を再開し、今まさにキャンバスを目の前に情熱を傾けているアーティストです。
その作品はブラッシュストロークが特徴的で、昨今のトレンドを踏まえた描写により、流行りの画風と思われがちですが、西洋の先達にも強く影響を受けており、いにしえと現代が結びついた構図や色合いに滋味を感じられます。
本展は、自らの意思決定の多くが無意識によって左右されていると言われている点に強く興味を抱き、ユング心理分析において、無意識内にあるペルソナや太母、アニマ(アニムス)といった人が人種や国境を越えて無意識内に共有しているとされる元型をテーマにしています。
また、タイトル「Swan Maidens」は”白鳥の乙女達”という意味であり、本展の出品作品にもいくつかグリム童話の白鳥の乙女の話を題材にしているところからきています。
作者が空想した元型の姿や、神話やグリム童話の中に見られる元型の投影者たちを中心に構成しています。