2023年7月31日 10:00
猫好きなら思わず買っちゃう!小説『猫を処方いたします。』が6万部突破で続編発売が決定。現在フォトコンテストも開催中
『猫を処方いたします。』
株式会社 PHP 研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)が2023 年 3 月 10 日に発売した PHP 文芸文庫『猫を処方いたします。』(石田祥著/税込 924 円)が、7月19日に発行部数6万部を突破しました。薬ではなく「本物の猫」を処方する不思議な医者と、猫と接しながら悩みを乗り越えていく患者たちを描いた連作短編小説は発売1カ月で重版となり、その後もじわじわと売れ続けています。読者の反響を受けて今秋には続編発売が決定。SNS上では「#ウチの猫を処方いたします」フォトコンテストも開催中です。
■猫好き読者の琴線に触れる「3つの要素」
本書のヒットを支えているのは、猫好き読者の存在です。「涙が止まらなくなった。
猫と暮らしている人、見送った人みんなに読んでほしい」「自由で気まぐれな猫の仕草に、心がほっこり」「猫は潔くて優しくて強い。猫好きにはたまらないお話です。続編希望!」など、SNSを中心に感動や応援メッセージが寄せられています。これらの声からは、猫好きの琴線に触れた「3つの要素」が見てとれます。まず1つめは「決めゼリフ」です。帯コピーにもなっている「だいたいの悩みは猫で治りますから」