その他、邦画が3%ポイント拡大し9%となった。
図1.映像ソフトジャンル別金額構成比
【Blu-rayソフト】
2021年のBlu-rayソフト市場(4K Ultra HD Blu-ray含む)は数量で前年比6%増の1,401万枚、金額で同12%増の920億円となった。税抜平均実売価格は前年から5%上昇し6,567円となり、より金額市場の伸び幅が大きくなった形だ。映像ソフトに占めるBlu-rayソフトの金額構成比は前年から6%ポイント拡大し65%となり、Blu-rayへのシフトは順調に進んでいるといえる。
販売チャネル別金額構成比は、Eコマース73%、メディアストア17%、家電量販店6%となった。ジャンル別金額構成比では、好調であった邦アニメジャンルの構成比が大幅に伸長し、Blu-ray市場でも最大ジャンルとなった。
なお、4K Ultra HD Blu-rayソフトは2021年末時点で640タイトルを超え、27億円規模となった。【2022年展望】
2022年は映像ソフト市場は前年プラスとなった金額市場も含め再び減少傾向となるとみられる。
ただし、DVDソフトからBlu-rayソフトへのシフトはさらに進展し、特に4K Ultra HD Blu-rayソフトは拡大していくことが期待される。