日米合作ブロードウェイミュージカル『RENT』稽古場レポート&演出家コメントが到着!8月21日(水)から東京・大阪にて上演。
コリンズ役:Aaron A. Harrington エンジェル役:Jordan Dabson
「Christmas Bells」はアンサンブルの絶妙なハーモニーから始まり、各パートが徐々に重なって最後にはひとつになる。あまりにエモーショナルで、心が揺さぶられずにはいられない。ジョナサン・ラーソンの生んだ楽曲の素晴らしさをあらためて実感する楽曲で、Treyが「Good job guys, very good!」と言ったことも納得だ。
「You’ll See」ではロジャー役のAlex、ベニー役のAaron James McKenzieの動きを中心に進め、この日の稽古は終了。「オツカレサマデシタ!」とにこやかに帰っていくキャストの笑顔がまぶしかった。
限定された場面の稽古だったが、これからどんどんレベルアップしていくことがわかる。この明るくクリエイティビティーあふれる稽古場であれば、よい公演にならないわけがない。舞台の幕が上がり、そして千秋楽を迎えるまで、彼らは進化・深化し続けることだろう。
text:金井まゆみ photo:岩村美佳
稽古はとても順調で、予定よりも先に進んでいます。