そこで何度も会議と改良を重ねた結果、サイドにスパイラルボーンを縫いつけることで捲れ下がりを解消することができました。筒状の製品のサイドに縫いつける工程は、ボーン付きひざサポーターで製造技術を得ていたこともありボーン付き腰サポーターの商品を開発することができました。
「腹巻型腰サポーター」の特徴
イイダ靴下で開発した腰サポーターの3つの特徴を取上げてみました。
<特徴-1>
サイドボーンによるズレ下がり軽減。
着圧構造の腹巻を着用するとどうしても捲れ下がり現象が発生してしまうが、サイドにボーンがあることで ズレ下がりを軽減しながら、座ったり立ったりする時にも支障なく着用することができます。

スパイラルボーン取りつけ位置
<特徴-2>
背中部分中央に引っ張っても伸びにく編み構造を取り入れることで生地が突っ張り腰をサポートします。生地も筒状の生地1枚で作られていますので、外出時でもインナーの様にサポーターを着用することができます。

後側腰サポート編み構成部
<特徴-3>
骨盤を回り込む様に配置したテーピング編み構造。
昨年7月には特許出願済みの編み方で、サイドボーンを支持部として、編み伸度の違う編み方を配置して、骨盤部分をしっかりとサポートしています。