2022年12月20日 16:10
【ダイキン】2022年度 省エネ大賞で『Saravia』が「経済産業大臣賞」を受賞
をすることで、換気しながら各部屋のエアコンの運転負荷を軽減させる『Saravia』を開発しました。
(1) 外気処理によってエアコンよりも高効率な除湿を実現
従来の全熱交換器は、換気時に温度交換をしますが、十分な除湿機能を有していないため、湿気が屋内に流入するという課題がありました。そこで本商品にはヒートポンプ熱交換器を追加で搭載し、外気をしっかりと除湿してから室内に取り込むことで、湿気による不快感のない、快適な空間づくりが可能になりました。除湿をルームエアコンに頼る従来の全熱交換器を使用した場合と比較し、家全体での換気+空調の消費電力量をトータルで約20%削減できます。
(2) 外気処理除湿を最適化する独自の自動モード制御
屋外から流入する空気の温度・湿度を検知し、季節に応じた最適な制御を自動で選択します。 当社がルームエアコンの開発で培った除湿制御技術を応用することで、高効率かつ快適な外気処理が実現します。
◆今後の取り組み
コロナ禍で在宅時間が増加し、家族が別々の部屋でエアコンを利用するなど、消費電力の増大が社会的な課題になっています。当社は製品・サービスの環境性能を向上させるとともに、人々の生活スタイルの変化やその時々の市場のニーズを汲んだ換気商品をタイムリーに開発・普及させ、家全体での省エネや快適な居住空間づくりに寄与していきます。