山口瑠美、コンサート『居酒屋 瑠美～三鷹で一杯いかが～』開店！ ～デビュー25周年へ向けて決意新たに～

コロナ禍で人前での歌唱は、数えるほどだったという前作『天気雨』を歌った後、ゲストの新沢としひこを呼び込む。新沢が自身の持ち歌『みちくさ』を披露する中、真っ白なドレスに衣装替えをした山口は、新沢との出会いを振り返る。二人を引き合わせた声優で歌手の山野さと子が会場にいると知るや、山野の代表曲『ドラえもんのうた』の伴奏で、登壇を促し、三人でのトークに花を咲かす。
児童向けの楽曲を多く手掛ける新沢の代表曲『にじ』を三人で歌唱後、山野は降壇。最新曲のカップリング曲で、新沢のカバー曲でもある『私のままで』に話が及ぶ。
「初めて聴いた時、立ち上がれないぐらい泣いた」と話す山口に、少し照れながらも、新沢がコラボを提案。それぞれ全く違ったアプローチの歌唱を披露して、コーナーを締め括った。

山口のステージには、いつも傍らに控えめに立つ母の姿がある。ファンには周知の事実だが、そんな母から「25周年までは頑張るね」と言われ、改めて感謝の想いを抱いたのと同時に「今度は私が手を引かないといけない」と、決意を新たにしたと話す山口。
そんな想いを込め、母への想いを書き綴った『この道』を歌唱するも、感極まる様子に、会場は涙に誘われた。