ビーマー社、視覚品質を保ったまま動画ファイルの容量を小さくするクラウドサービスにAIキャプション機能を追加
では、事前に定義した「ワークフロー」を元に、ビデオの軽量化を行います。「ワークフロー」設定画面では、入出力ファイルの場所や、画面解像度やコーデックなどのプリセットなどを定義しますが、新たにAIを利用したキャプション追加等を選択できるようになりました。GPUの能力を活用した本機能のリリースは、ビデオ処理を合理化するというビーマー社のミッションの新たな一歩となるものです。
「Beamrクラウド」は、ビーマー社独自のコンテンツアダプティブビットレート(CABR)技術によって実現されています。CABRは、13年にわたる研究開発の成果であり、2021年には「テクノロジー&エンジニアリング・エミー賞」を受賞(※3)しています。本サービスは、動画ファイルのサイズやコストを大幅に削減しつつ、オリジナルのすべてのピクセル、すべての色、すべての動き、を維持することを目標としています。あたかも映像の専門家が1フレーム1フレームを検証したかのような最適化を全自動で行うサービスであり、ビデオの視覚的品質を変えずにファイルサイズを30%から50%軽量にすることで、クラウドストレージや、ネットワーク帯域、CDNのコストを削減することが可能です。