【ダイキン】人々が集う氷の木陰 「氷のクールスポット」を設置
日中に発電した電気を蓄電池に貯めておき、涼しい夜間に氷を作ります。
太陽光発電を利用したサステナブルな空調システム
■自然と調和した構造・デザイン
氷のクールスポット内部には、約30名が座れるベンチを配置しています。高さ3.3~3.7mと勾配をつけた高天井と木材を多用した内装により、安らげる空間を実現します。内壁と外壁には日本古来の木組み格子を使用することで、屋外と屋内の境目がない開放的な構造にしています。氷のクールスポットの屋根には、周囲の木々と調和した緑色の太陽光パネルを搭載しており、大阪・関西万博のシンボルとなる大屋根から見下ろした時にも、自然と溶け込んだデザインにしています。
屋外と屋内の境目がない開放的な空間
自然と調和したデザインの太陽光パネル
■氷のクールスポットの設置場所
氷のクールスポットは、万博会場の南西部に位置する「進歩の広場」に設置します。万博会期中はいつでも利用が可能です。
氷のクールスポットの建築概要
・名称:氷のクールスポット
・建設地:大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目
・施主:ダイキン工業株式会社
・施工:株式会社ダイキンアプライドシステムズ
・延床面積:約70㎡
・構造:木造
※1:太陽、地熱、風、潮汐流といった自然現象によって得られるエネルギーの総称
※2:夜間電力を利用して生成した氷を、空調機に活用して冷房する蓄熱空調システム
※3:温度の高い物体(人)