≪和歌の浦 1300年記念≫和歌の庭 六義園で「書写体験」を実施いたします(10/14)
2024年は、和歌の聖地・和歌の浦が誕生して1300年の年となります。これを記念して、主要景観が和歌の浦の景勝地になっている六義園にて10月14日(月)に「書写体験」を開催します。
中の島の風景
六義園の最大の特徴は、主に和歌にちなんだ八十八境(八十八カ所の景観)が園内に散りばめられていることです。現在も和歌山県にある「和歌の浦」や「紀ノ川」などの景勝地が園内の風景に映し出されており、それぞれの名称が書かれた石柱が園内各所に残っています。
石柱に書かれている文字は、六義園を築園した柳澤吉保の家臣で、儒学者であり名書家でもある細井広沢(ほそいこうたく)らの筆によるものです。
今回の書写体験では、その石柱やゆかりのある和歌等について紹介するとともに実際に書き写していただくことで、「和歌の庭 六義園」の魅力を味わっていただきます。
講師には、仮名の書家である大石三世子先生をお招きします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【和歌の浦とは】
和歌山県の景勝地の総称です。1300年前、聖武天皇が和歌の浦の素晴らしい景観をいつまでも残すよう詔を発し、後の徳川家もこれを保護してきました。