50%がこれまでになく最もプライベートブランドを購入していると回答 – 世界でシェアを伸ばすプライベートブランド –
NIQ/GfK Japanは、グローバルで行った世界市場におけるプライベートブランドの消費動向に関するレポートを発表した。
【概要】
プライベートブランドの利用意向の高まりが多くの国で見られ、特にドイツ、サウジアラビア、エジプトなどで顕著だった
ミレニアル、Z世代は他世代よりも価格にこだわらずプライベートブランドに消費する傾向
エリア別では中東・アフリカと中南米でプライベートブランドを購入する層が増加
【世界的なプライベートブランド 人気の高まり】
これまでプライベートブランドはヨーロッパ地域での普及が進んでいたが、現在、ヨーロッパを含む世界の様々な国や地域でプライベートブランドの人気が高まっている。2024年8月に実施された調査*によれば、ドイツで61%の回答者がこれまで以上にプライベートブランド商品を購入していると回答。また、サウジアラビア(59%)、インド(56%)、コロンビア(56%)において、調査対象国平均である50%を上回る結果となった(図1)。
【価格にこだわらない消費者】
調査結果から明らかになった事は、“値段が高くても、自分が気に入ったプライベートブランド商品を買う”と回答した消費者属性である。