向島百花園「春の七草」の催しを開催します!(12/23~12/28、1/4~1/7)
新しい年も元気で過ごせるように願いを込めて
献上七草籠の展示(過年度)
向島百花園では、2024年12月23日(月)~12月28日(土)、2025年1月4日(土)~1月7日(火)の期間、「春の七草」の催しを開催します!
春の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)は、古来より災いが去り、富貴を得られるといわれ、正月7日に七草粥として食されてきました。向島百花園では、開園当初(文化4年頃)より、園主が年末に籠に植えた春の七草をお得意様にお歳暮としてお届けしていました。その慣わしが現在の七草籠の原型だと考えられています。
明治三十三年、その当時のお得意様であった九條家の節子姫が皇室に入られると、七草籠を宮内庁にお届けして、妃殿下のもとにさしあげるようになりました。それが献上七草籠のはじまりで、毎年当園の職員が手づくりで育てた七草を籠に盛り込んで、新年に皇室に献上しています。
今年も向島百花園職員による七草籠制作の実演をご覧いただく見学会と、「献上七草籠」や直径約50cm、高さ約1mの「ジャンボ七草籠」、「地植えの春の七草」等の展示を行います。
新春の風物詩と職人の技を、ぜひお楽しみください。