くらし情報『黒澤明『七人の侍』のリメイク、豪華キャストでおくる西部劇の傑作 『荒野の七人』5作品一挙! 4月の『土曜洋画劇場』で放送!BS12トゥエルビ』

黒澤明『七人の侍』のリメイク、豪華キャストでおくる西部劇の傑作 『荒野の七人』5作品一挙! 4月の『土曜洋画劇場』で放送!BS12トゥエルビ

3.みどころ(映画評論家・立花珠樹氏)

これぞ映画だ!スターの輝きと面白さに脱帽
侍ジャパン快挙直後の放送も嬉しい

ジョン・スタージェス監督『荒野の七人』(1960年)は、黒澤明監督『七人の侍』をリメイクした西部劇だ。海外では『Seven Samurai』のタイトルで公開された映画が、「侍」を世界に広めたことを思うと、BS12の今回の放送が、侍ジャパン世界一の快挙直後に放送されるのが、なんとも嬉しい。
時代劇を西部劇に変えるのは、簡単なことではない。日本人の価値観や振舞い方が、そのまま世界に受け入れられるわけではないし、アクション映画の見せ場である戦闘シーンも、刀と銃とでは見せ方が全く違ってくる。
『荒野の七人』のすごさは、そうした問題を乗り越えて、これぞ映画だ!という超一流の娯楽作品に仕上げたことだ。
シンプルな中に名セリフを散りばめた脚本。一度聴いたら忘れられないエルマー・バーンスタインのテンポのいい音楽。さまざまな理由があるが、やはり最大のポイントは、7人のガンマンを演じた俳優たちの魅力だ。

10代で初めて見た時は、リーダー役のユル・ブリンナー、その補佐役のスティーブ・マックイーン、ナイフの名手役のジェームズ・コバーン、子どもたちになつかれる優しいガンマン役のチャールズ・ブロンソンに憧れた。

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