くらし情報『ー2023年度 電動アシスト自転車の販売動向ー 全体の販売数量は6%減少するも、シティー車では15%の成長』

2024年4月23日 11:00

ー2023年度 電動アシスト自転車の販売動向ー 全体の販売数量は6%減少するも、シティー車では15%の成長

GfK Japanは、全国の総合スーパー、ホームセンターおよび家電量販店における2023年度(2023年4月~2024年3月)の電動アシスト自転車販売動向を2024年4月23日発表した。

概要

・ 2023年度の電動アシスト自転車の数量前年比は6%減と低調。
・ シティー車は数量前年比15%増と好調で、東海・北陸の2024年1-3月期では44%増と著しい伸長を見せた。
・ 大容量バッテリー搭載モデルが拡大し、平均価格は6%上昇した結果、金額ベースでは前年並みを維持。

【電動アシスト自転車の販売動向】
2023年度の電動アシスト自転車販売は数量前年比6%減と低調で、四半期を通じて前年を下回る推移となった。自転車のタイプ別の数量構成比ではホーム車*1が48%と約半数を占め、子供乗せ*2が21%、シティー車*3が13%と続いた。
ホーム車と子供乗せが数量前年比10%減、5%減と前年を割り込む中で、シティー車は同15%増と好調に推移した(図1)。直近の2024年1-3月期では、シティー車の数量前年比が東海・北陸では44%増、中国・四国・九州では37%増と著しい成長を示した。
電動アシスト自転車の販売は3月が最盛期だが、シティー車は通学用として入学前に購入されることが多いことからもその傾向が顕著に表れる。

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