池上彰の最新刊『50歳から何を学ぶか』2月18日発売 「教養」が人生最強の武器になる理由を解説
という著者の姿勢が、快い刺激となる一冊です。
●興味関心や仕事内容とは無関係の本を読む
おすすめは、書店に足を運び、あえて普段の関心から離れたジャンルの本を読むこと。意外な発見や新しい視点に触れ、自分の仕事や生活に役立つヒントが得られることがあると述べています。
●新聞を起点にテーマ探し
全国紙と地方紙を両方読み、気になるテーマは、関連書籍を読むのが池上流。現在注目されているテーマを、背景や理由を含め深く理解することができ、知識を教養に発展させることができます。
●専門用語を「平たい説明」に置き換えてみる
知識を教養として定着させるには、新聞で見かける専門用語を、自分なりに噛み砕いた説明を考えてみるのも有効な方法。著者は、これをゲームのように楽しみ、番組や授業で平たい説明をした際に、聴いた人が「ああ、そういうことか!」と思ってくれることを喜びにしています。
■著者プロフィール

著者近影
池上彰(いけがみ・あきら)
ジャーナリスト。
名城大学教授、東京科学大学(旧東京工業大学)特命教授など5つの大学で教える。1950年、長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年NHK入局。