カップル・ファミリータイプの平均賃料が全国的に上昇の中、カップルタイプの上昇率ワースト10に関東3県がランクイン|2024年9月賃貸市場動向分析(いえらぶ調べ)
が上位にランクインしている一方で、四国地方や中国地方の他県では昨年と比べて平均賃料が減少傾向にあります。そのため、地域別(※3)の上昇率を見ると、四国は98.4%、中国は97.7%と全体的に減少しています。
なお、地域別で見ると北海道(108.8%)が上昇率1位となっていますが、ファミリータイプ97.4%、大型ファミリータイプ97.4%と減少しています。
2.高知県94.7%がカップルタイプ最下位に転落!ワースト10に関東3県がランクイン
カップルタイプの平均賃料は47都道府県のうち42県で上昇しており、全国平均103.0%となっています。
しかし、神奈川県(99.8%)、埼玉県(97.5%)、千葉県(96.8%)と、関東地方の主要都市が全国ワースト10にランクインしています。特に神奈川県は、先月の平均賃料が101.7%から99.8%へと下がり、シングルタイプ94.1%同様に下降傾向にあります。また、高知県ではシングルタイプが100.2%、ファミリータイプが103.0%と上昇傾向にある一方で、カップルタイプは94.7%と大幅に減少し、全国の平均賃料の上昇率では最下位となっています。