カップル・ファミリータイプの平均賃料が全国的に上昇の中、カップルタイプの上昇率ワースト10に関東3県がランクイン|2024年9月賃貸市場動向分析(いえらぶ調べ)
3.ファミリータイプ賃料、47都道府県中40県が上昇!大阪中心6区が138.6%、東京も23区中19区が上昇傾向に
全国のファミリータイプの平均賃料は47都道府県中40県で上昇し、全国平均104.1%となっています。特に大阪中心部6区(※4)では前年に比べて138.6%の大幅な上昇を記録し、さらにカップルタイプで116.1%、大型ファミリータイプで171.3%の上昇も見られ、全体的な賃料の高騰が顕著に見られます。
一方、大阪中心6区の近隣に位置する神戸市では、大型ファミリーの平均賃料の上昇率が75.3%と大幅に減少しています。
東京でも23区中19区でファミリータイプの賃料が上昇していますが、シングルタイプで115.5%、カップルタイプで126.7%の上昇が見られる豊島区は、東京23区内で唯一ファミリータイプの賃料が83.4%と80%台を記録し、大幅な減少となっています。
■調査概要
調査期間:2023年9月1日~2023年9月30日、2024年9月1日~2024年9月30日
調査機関:株式会社いえらぶGROUP
調査対象:「いえらぶBB」に掲載された賃貸マンションの物件データ
有効サンプル数:約150万件
調査手法:「いえらぶBB」