2022年10月31日 19:30
“広島の島から世界へ”鉄工・高校・病院の共同プロジェクト「因ノベーション」発足!日常生活の自立を促す為のモノづくり第1弾を発表
広島県尾道市の人口2万人ほどの島「因島」にある因島鉄工株式会社、因島医師会病院、因島高校の3者は共同して日常生活動作にお困りの患者様の生活の質を向上させるモノやサービスを発案し、2023年3月に成果物をお披露目いたします。
第1弾は、半身麻痺によって足の装具が必要かつ一人で装具をつけることが難しい方を対象にした自助具を製作いたしました。
背景
広島にある島、因島から生まれたプロジェクト「因ノベーション」。
プロジェクト代表者(因島鉄工株式会社:河野元希)は4年前、交通事故で足に大怪我を負い生死をさまよい、なんとか一命は取り留めたものの、医師から今後は歩けないと宣告され絶望のどん底へと落ちてしまいました。しかし、因島医師会病院で理学療法士との二人三脚で懸命にリハビリに取り組んだことによって再び自分の足で歩けるようになり、仕事もできるようなりました。
そんな実体験から身をもってリハビリの有効性を感じたことから”福祉・介護・リハビリ”をテーマとした、「病気・怪我で困っている方の生活の質を向上させるモノづくり」を夢描いてきました。その夢を実現するという強い思いの元に集まった、因島医師会病院の専門職チームに加え、柔軟なアイデアを持つ因島高校の生徒に協力を求め、因島を拠点とした鉄工・病院・高校の3者による因島×イノベーション「因ノベーション」