「水曜どうでしょう」第32弾DVD&Blu-ray「初めてのアフリカ」2022年4月13日(水)発売決定!1月19日(水)より予約開始!
ライオン、シマウマ、ヌー、キリン、ハイエナ、ヒョウ、カンムリヅル、フンコロガシ。そしてカメレオンのレオン1世。かつて水曜どうでしょうのロケで、こんなにも野生動物に遭遇し、こんなにも野生動物がカメラに写り込んだことがあっただろうか。
大泉洋は言った。「ライオンに追いかけられるかも知れないのに、なんで、足下が雪駄なんだ?」「なんで、アフリカまで来て、まず床屋を紹介してるんだ?」と。
アフリカは雨季。空からは雨が降りそそぎ、大地は水で満たされ、草は潤い青々と生い茂る。そのときアフリカには繁殖の季節が訪れていた。
野生動物最後の楽園ンゴロンゴロの平原に湛えられた水場に雲間からこぼれる陽が射し込み、野生の楽園は神秘的な輝きを見せ、陶芸家集団は、しばらくうっとり見惚れていたという。
それなのに陶芸家集団は、早くもシマウマに飽き、3日後にはキリンにも飽き、カバにも飽き、とうとう野生動物に対する写欲のいっさいを失って行く。
だが、不思議なことに、その瞬間から反対に野生動物の方でも彼らに対する警戒心を失っていったのか、現地ガイドが「こんなことは信じられない!こんな光景は見たことがない!」と、大騒ぎする目の前を「ヒョウが子連れで呑気に横切って行く」