【”上司いじめ”4年で、ほぼ3倍に!】『上司いじめ ――企業法務弁護士が教える上司のためのハラスメント対応法/國安耕太著』2024年7月17日刊行
と言われた
仕事上のミスで損失が発生したため、担当社員のGさんに始末書を書くよう指示したところ、翌日から無断欠勤がはじまりました。10日経っても出社せず業務にも支障が出はじめたため、上司のIさんが何度か電話とメールで連絡をとろうと試みます。するとその夜、Gさんからメールが届き「これはパワハラだと思いますまだしつこく連絡するなら、パワハラを訴えた上で会社辞めます」と書かれていました。
事例②:部下から上司の配置転換や解雇を会社に求められた
ある日、部長から呼び出されて「若い社員たちとうまくいってないのか?」と聞かれました。どうやら部門のリーダー的存在の社員が、「Eさんが偉そうにみんなの仕事にいちいち口を出してきて、やりにくくて仕方がない。Eさんを別の部署に異動させてもらえませんか。Eさんが異動しないなら、自分が辞めるという人もいるんですよ」と訴えてきたというのです。
事例③:職場の内部からインターネット上に個人が特定できる悪意のある投稿をされた
とあるチェーン飲食店のクチコミに「△△駅前店は店長が無能で、店員の接客もひどい」「△△駅前店の店長が店の売上を横領しているの、会社の上層部は知っているのかな?」