花火の新たな用途展開
花火ステーション打ち上げの様子
1921年創業、打ち上げ花火の製造・販売から花火大会企画・運営も行う総合花火メーカー、高木煙火株式会社は、2022年に5代目にあたる高木大輔が代表に就任しました。コロナ禍の影響で全国の花火大会の中止が相次ぐ中、個人や企業向け花火の打ち上げに力をいれています。コロナ前は年間10件程度の依頼が、昨年は30件近くの依頼を受けました。
2022年にも好調に個人向けの依頼が相次いでおり、2022年3月には依頼主の情報開示の同意のもと、個人向け花火を大垣市で打ち上げます。
「花火ステーション」の利用ケース
新型コロナウイルスの影響で、人の密集を避けるために多くの花火大会は中止を余儀なくされています。同社も売上が9割以上落ち込むことがあり、2022年も現段階で花火大会の中止を決めているケースも少なくありません。そんな中、花火職人の伝統技術を守るために新たな花火の使用シーンを広げるため、積極的に提案してきました。
プロポーズや結婚式、企業のPRや地域貢献、Youtuberの利用やアーティストのファンが主催するお祝い花火など、職人の技術が光る打ち上げ花火の新たな活用が広がっています。