くらし情報『【生誕90年に文庫化】井上ひさし晩年のインタビュー本『ふかいことをおもしろく』10/3発売』

【生誕90年に文庫化】井上ひさし晩年のインタビュー本『ふかいことをおもしろく』10/3発売

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、PHP文庫『ふかいことをおもしろく』(井上ひさし著/税込880円)を、2024年10月3日に発売します。井上ひさし氏は独自のユーモア感覚と鋭い風刺で幅広い読者を得た日本を代表する作家で、2024年は生誕90年にあたります。これを記念して、晩年にその人生を振り返り、自ら語った、まさに「井上ひさし」入門書といえる1冊を文庫版として刊行いたします。

目次

・父との死別、児童養護施設での青春、作家を志した原点
・戦争、日本語、笑い……若い人たちに伝えたいこと
・著者について
・書誌情報


【生誕90年に文庫化】井上ひさし晩年のインタビュー本『ふかいことをおもしろく』10/3発売


■父との死別、児童養護施設での青春、作家を志した原点

1934年11月16日生まれの井上ひさし氏は、5歳で父と死別しており、小学生だった戦時中の体験は後の作品にも大きな影響を与えています。14歳で児童養護施設に預けられ、上智大学に進学するも東北なまりの悩みから吃音になり挫折。釜石で働いていた母の元へ身を寄せた際の図書館のアルバイトがきっかけで文学の素晴らしさに気づき、作家を志して再び上京します。20代は浅草の劇場のコントを書いたり、ドラマの脚本の懸賞で稼いだりしていました。本書で「自信はなかったけれど、とにかく書くのが楽しかったのです」と作家を志した原点として、当時を懐かしんでいます。

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