漫画家・高橋伸輔、心肺停止で9月に倒れる→現状を家族説明「意識は無いものの懸命に生きています」
『ピエロマン』10巻
漫画『テッペン~那須川天心物語~』『FAKE MOTION -卓球の王将-』『ピエロマン』などで知られる漫画家・高橋伸輔の公式Xが1日に更新され、家族より9月7日に心肺停止で緊急搬送された後から今に至るまでの経緯を説明した。
Xでは「いつも伸輔を思ってくださっている皆様へ」とし、「伸輔が9/7に倒れてから今までについて報告します。2025年9月7日午後、不整脈が起こり心肺が停止しました。救急搬送され、その間もAEDで蘇生処置が行われましたが、正常な心臓のリズムが中々戻らず、脳に酸素が送られない時間が続いてしまいました」と経緯を報告。
「ICUに入り、3日間たくさんの機械を使って蘇生しましたが、脳に酸素が送られない時間が長かった為、低酸素性脳症となり、大脳の大部分が損傷し脳幹は生きている状態、植物状態と診断されました。9月中頃に気管切開術を受け、10月の頭にICUを卒業し、同病院の一般病棟に移ったあとも、血圧が低下したり、不整脈が起きたり、排泄がうまくいかなかったり、いつどうなるかわからない状況が続きました」と伝えた。
続けて「それでも伸輔はその都度、治療と、皆様の応援の力と自分の力で乗り越えて、今は自分の心臓と肺で呼吸し、意識は無いものの懸命に生きています」と現状を明かし、「これまで伸輔をあたたかく思い、祈り続けてくださっている皆様の気持ちに心から感謝しています。メッセージや、御守、伸輔の好きなもの、思い出のものなど、たくさん贈ってくださり、闘い続ける伸輔にとってすごく力になっていると思います」とファンの応援に感謝。
「伸輔に寄り添う家族も、皆様の伸輔への思いに力をもらい、励まされています。どんな形であれ、伸輔は生き続けますので、これからも伸輔を信じお祈りいただけると嬉しいです。時が経っても闘い続ける伸輔のことを忘れないでいてほしいです。わたしたち家族は伸輔の意識が戻り、また元気に漫画を描くことを諦めていませんので、リハビリや治療など、できることを探し続けやっていきます。伸輔本人がまたSNSを更新できる日まで、代わりに家族が更新することになります。諸連絡も家族が対応しますので、何卒宜しくお願いします高橋伸輔の家族より」とつづった。
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