“俳優界の重鎮”山本學、「認知症」の一歩前「軽度認知障害」を告白 同世代へ「できるだけ早く病院へ行った方がいい」
『徹子の部屋』に出演した山本學(C)テレビ朝日
俳優の山本學(88)が、1日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金後1:00)に出演した。
“俳優界の重鎮”と紹介された山本は、18年前に愛妻を失くし、3年前には弟の俳優・山本圭さんも亡くなったばかり。そんな學だが、3年前から「幻視」を見るようになり病院に行ったところ、「認知症」の一歩前の「軽度認知障害」と診断されたという。症状に気づいたのは「いきなり図形が壁に見えて、それが続いて…」と告白した。
「軽度認知障害というものをその時に初めて知った」という學だが、専門医のアドバイスで、少しでも進行を遅らせるため運動によるリハビリを行っていると明かす。「一番役に立ったのは週に2、3回の体操をきちんとやること」だといい、「それをきちんとやると、家の中がしっちゃかめっちゃかだったのが、いつのまにか家がきれいに片づけられるようになった。生活のメリハリをきちんとすることが大事」と語った。
俳優としてのせりふ覚えは「あんまり前と変わらない」という學。
番組では自身の経験を踏まえて、同世代に対して「できるだけ早く(病院に)行った方がいい」と呼びかけていた。
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