村上信五が猫耳姿に…大学生と少子化問題を考える　NHK Eテレで放送決定【コメントあり】

6日放送『村上信五・ヒコロヒー×大学生少子化問題を考える』に出演する村上信五（C）NHK

SUPER EIGHTの村上信五とピン芸人のヒコロヒーがMCを務めるNHK Eテレの特集番組『村上信五・ヒコロヒー×大学生少子化問題を考える』が、6日午後10時から放送される。

村上が所長を務め、ヒコロヒーが研究員を務める架空のシンクタンク「ニャッポン未来研究所」。2人が今、懸念しているのが、想定を上回る早さで進行している“少子化問題”だ。

あえて若者目線で少子化問題を考えてみるため、大学生を招集。これからの社会を担う若者たちの率直な意見を聞くと同時に、学生たちに、“少子化問題”をテーマにした政策を考えてもらう。

有識者ゲストとして、ニュースメディア編集長の石田健氏とニッセイ基礎研究所人口動態シニアリサーチャー天野馨南子氏、そして10代後半から20代前半の22人の大学生が参加、熱い議論を交わす。学生からは“出産や育児に対する不安の声”が数多く聞かれた。

収録後、村上とヒコロヒーがコメントを寄せた。

【コメント】
――学生たちが考えた政策案は、いかがでしたか？

村上：思ったのは、奇抜なアイデアとかを言ってバズってみたいなことではなくて、きちんと議論を積み重ねて考えた末に現実的な案を学生たちが出してくれた。それこそ、どこかの自治体がほんまに取り入れてみたいって言って、実社会を動かせるぐらいの可能性すらあるなって感じましたね。

――大学生たちと話をしてみて、いかがでしたか？

ヒコロヒー：おもしろかったですね、もうほんとに。参加してくれた大学生たちが、みんな個人主義的な考えとかではなく、社会全体のことを考えていて。そういう若い子たちがこんなにもいるのかっていうことも、ちょっと衝撃的でしたね。あと、どんな話にもついていける村上さんが、すごく心強かったです。

――視聴者にどんなところを見てもらいたいですか？

村上：今って、どうしてもマイナスな部分から入りがちな社会ですけど、だからこそ、改善できることはあるんだよという提言を大学生たちが考えてくれている。その彼らが感じている危機感みたいな部分も、ぜひ味わってほしいですね。あと、こういう番組が今の時代にいちばん必要なんちゃうかって思いました。

ヒコロヒー：「こういうところを見てね」って言わないほうがいいかも。見てくださる方が、これを見てどう思うかは本当に自由で、いろんな解釈の仕方があっていいんじゃないかなと思うんで。「いや、そうじゃないだろう」とかって声も、もちろんあると思うんですけど、そういうところも含めて見てもらえたらですね。