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上川隆也、新たな世界観の『忠臣蔵』魅力をアピール 背景にはLED けいこ場はまっさらで「みんなで想像して」

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上川隆也、新たな世界観の『忠臣蔵』魅力をアピール 背景にはLED けいこ場はまっさらで「みんなで想像して」

舞台『忠臣蔵』囲み取材に応じた上川隆也 (C)ORICON NewS inc.


俳優の上川隆也が11日、東京・浜町の明治座で行われた舞台『忠臣蔵』の取材会に参加した。

『忠臣蔵』は、元禄時代(1702年)に実際に起こった仇討ちを題材に歌舞伎などで取り上げられて以来、何度もドラマ化、映画化、舞台化されてきた屈指の名作。主演の大石内蔵助役に上川隆也、大石の妻・りく役に藤原紀香、そして、吉良上野介役には高橋克典といった映像や舞台で主役級の3人が顔をそろえ、新たな『忠臣蔵』の世界観を表現し、不変不朽の名作に光を当てる。演出は堤幸彦が担当する。

あすから舞台の幕が上がる。心境を問われると上川は「緊張と高揚感に尽きます」とする。本作の見どころについて問われると「1番の見せ場は討ち入り」としながらも「背景の描写にLEDを利用して、さまざまに配置を変えながら物語が進行していく」とアピール。「舞台の上に実は何もないんです。
全くの素の空間にLEDだけが輝いて背景を映し出している」と明かす。けいこ場からそうだったという。「今、僕らは何を目の当たりにして、どんな空間を共有して、何を描こうとしているのかを、みんなで想像しながら、補完し合いながら、ここまでやってまいりました。気持ちを1つにする作業、1つの絵を皆で作り上げる作業に労力を重ねた」と振り返っていた。

さらに、立石俊樹(浅野内匠頭役/小林平八郎役)、藤岡真威人(堀部安兵衛役)、崎山つばさ(不破数右衛門役)、岐洲匠(片岡源五右衛門役)、石川凌雅(大高源吾役)、近藤頌利(清水一学役)、藤林泰也(大石主税役)、唐木俊輔(矢頭右衛門七役)、財木琢磨(寺坂吉右衛門役)、松田賢二(原惣右衛門役)、徳重聡(色部又四郎役)、珠城りょう(阿久里瑤泉院役/おかる役)といった個性豊かなキャストが出演する。

舞台『忠臣蔵』は、あす12日から明治座で。2026年1月から名古屋、高知、富山、大阪、新潟(長岡)全国6ヶ所で上演される。

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