舞台『忠臣蔵』が12日に開幕 ヒーローいっぱいな四十七士に 藤岡真威人、岐洲匠、近藤頌利ら出演
舞台『忠臣蔵』囲み取材に応じた(後列左から)財木琢磨、藤林泰也、崎山つばさ、岐洲匠、近藤頌利、唐木俊輔、松田賢二、(前列左から)藤岡真威人、立石俊樹、藤原紀香、上川隆也、高橋克典、珠城りょう、徳重聡、堤幸彦氏(演出) (C)ORICON NewS inc.
舞台『忠臣蔵』の取材会が11日、東京・浜町の明治座で行われた。
『忠臣蔵』は、元禄時代(1702年)に実際に起こった仇討ちを題材に歌舞伎などで取り上げられて以来、何度もドラマ化、映画化、舞台化されてきた屈指の名作。主演の大石内蔵助役に上川隆也、大石の妻・りく役に藤原紀香、そして、吉良上野介役には高橋克典といった映像や舞台で主役級の3人が顔をそろえ、新たな『忠臣蔵』の世界観を表現し、不変不朽の名作に光を当てる。演出は堤幸彦氏が担当する。
さらに、立石俊樹(浅野内匠頭役/小林平八郎役)、藤岡真威人(堀部安兵衛役)、崎山つばさ(不破数右衛門役)、岐洲匠(片岡源五右衛門役)、石川凌雅(大高源吾役)、近藤頌利(清水一学役)、藤林泰也(大石主税役)、唐木俊輔(矢頭右衛門七役)、財木琢磨(寺坂吉右衛門役)、松田賢二(原惣右衛門役)、徳重聡(色部又四郎役)、珠城りょう(阿久里瑤泉院役/おかる役)といった個性豊かなキャストが出演する。
また、藤岡は映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』で本郷猛/仮面ライダー1号を、崎山は『仮面ライダーギーツ 』で晴家ウィン/仮面ライダーパンクジャック役を、岐洲は『宇宙戦隊キュウレンジャー』でラッキー/シシレッド役を、近藤は『ウルトラマンオメガ』オオキダ ソラト/ウルトラマンオメガ役を、藤林は『仮面ライダーガッチャード』で黒鋼スパナ/仮面ライダーヴァルバラド役を、財木は『仮面ライダージオウ』のスピンオフ『RIDER TIME 仮面ライダーシノビ』で今生勇道/仮面ライダーハッタリ役を、松田は『仮面ライダー響鬼』でザンキ/仮面ライダー斬鬼役を演じていた。ヒーローいっぱいの四十七士で、役衣装で登場すると迫力満点。堤氏は若手キャストの殺陣について「大変素晴らしい。
本当に切れているんじゃないかと思うぐらいの接近戦をしている。その迫力たるや。演出している私もドキドキする」と称えていた。舞台『忠臣蔵』は、あす12日から明治座で。2026年1月から名古屋、高知、富山、大阪、新潟(長岡)全国6ヶ所で上演される。