『ばけばけ』ヘブンの“元妻”俳優の経歴がすごい ハーバード→MITの高学歴、ジークンドーも学びアクション動画も
連続テレビ小説『ばけばけ』トミー・バストウ (C)ORICON NewS inc.
俳優の高石あかり(※高=はしごだか)主演を務める、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)で、11日の放送(第54回)までにヘブン(トミー・バストウ)の過去が明かされた。
アメリカで暮らしていたヘブンは、黒人の血を引くマーサ(ミーシャ・ブルックス)と結婚。人種差別が激しい時代で、それがバレたことで、新聞社をクビになっていた。さらに、マーサが事件を起こし、失意の中で他人と深く関わらず、ただ通りすがりの異人として、生きていたのだった。
このエピソードで存在感を発揮した俳優ミーシャ・ブルックスは、カナダとアメリカにルーツを持つ。
その経歴は、まさに多才。公式プロフィールは「ハーバード大学で機械工学を専攻し、MIT(マサチューセッツ工科大学)ではヒューマノイドロボット工学やヒューマンインターフェイスを学んだという異色の経歴を持つ女優・モデルです。ボストン生まれで、幼少期を奈良県で過ごした経験から日本語が堪能で、日本を第二の故郷と感じています」と紹介されている。
映画(ネイティブ)、日本語(流ちょう)、フランス語(日常会話レベル)を操るほか、アクションも堪能。2022年からAAC Stuntsでアクション、2023年からはNYMAAでジークンドーを学ぶなど表現の幅を広げている。
自身のインスタグラムでは、『ばけばけ』のオフショットのほか、別人のようなアクションシーンの動画も掲載している。
同作は、松江で生まれ育ったヒロイン・松野トキ(高石)がつまずきながらも前向きに生きていき、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師と出会い、“怪談好き”という共通点から次第に心を通わせていく。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語。松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、大胆に再構成して登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。原作はなく、脚本はふじきみつ彦氏が手掛ける。