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【M-1】王者・たくろう、勝因は“開き直り” 優勝会見でしみじみ

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【M-1】王者・たくろう、勝因は“開き直り” 優勝会見でしみじみ

たくろう (C)ORICON NewS inc.


漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』決勝が、21日に放送(ABCテレビ・テレビ朝日系後6:30)。お笑いコンビ・たくろうが、過去最多1万1521組の頂点に立ち、21代目王者の称号と優勝賞金1000万円を獲得した。初ファイナリストの2人が、ファーストステージ2位の勢いを生かし、見事に優勝をつかみとった。優勝後の記者会見では、喜びを爆発させた。

赤木裕(34)ときむらバンド(35)からなる同コンビは、2016年結成。2024年に『第54回NHK上方漫才コンテスト』準優勝という経歴を誇る。『M-1』には2016年から出場しているが、今回が初のファイナリストとなった。優勝直後のコメントでは、ネタの通りに、優勝の喜びを一言でと向けられた赤木が「えーと、初めてのトイレのウォシュレットがちょうどくらいやった時」と”らしさ全開”で笑わせていた。


会見では、きむらが「うれしすぎてしんどかったです」と口にすると、赤木も「ホンマに現実味がなさすぎて。まだ、さっき『有働Times』に行ってきたんですけど、有働さんがホログラムに見えて」とにっこり。今回の戦いについて、きむらは「僕ら1本目のネタほぼほぼ来たんですよね。2回戦は別のネタ、3回戦、準々決勝、準決勝と1本目のネタをやってきたので。2本目がすごくどうなんだろうなって思っていたんですけど、映像でさっき見た時に、めちゃくちゃ笑っていただいたので、ホッとした。夢みたいなところで漫才させてもらっている」とかみしめるように語った。

一方の赤木は「2回戦から、1本のネタで勝ち上がったので。2本目どうするか。
翠星チークダンスの木佐に相談したら(別のアドバイスを受けて)優勝した理由は、きさを信じなかったから」と笑いを交えたコメント。「長い間、準決勝にも行けないのが続いた。あきらめというか、もう厳しいぞ、この芸人人生っていうのがあったので。どう転んでもっていう」と明かした。

きむらも「ずっとお客さんの前で漫才するというのは続きますし。寄席出番をたくさんいただいておりますので、とにかく来てくれた人を…っていう開き直り」と勝因をコメント。

決勝へと駒を進めたのは、豪快キャプテン、ドンデコルテ、めぞん、たくろう、真空ジェシカ、ヤーレンズ、ヨネダ2000、エバース、ママタルトで、敗者復活から勝ち上がったカナメストーンも含めた10組で実施。エバース、たくろう、ドンデコルテが最終決戦へと進み、頂点を目指した。
最終決戦の順番は、ドンデコルテ、エバース、たくろうとなった。その結果、たくろうが8票、ドンデコルテが1票で、たくろうに軍配が上がった。

審査員は昨年に引き続き9人制で、礼二(中川家)、山内健司(かまいたち)、塙宣之(ナイツ)、博多大吉(博多華丸・大吉)、哲夫(笑い飯)、柴田英嗣(アンタッチャブル)、駒場孝(ミルクボーイ)、後藤輝基(フットボールアワー)、海原ともこ(海原やすよ・ともこ)。

出場順を決める「笑神籤(えみくじ)」のプレゼンターを東京2020オリンピック柔道金メダリストの阿部詩選手、パリパラリンピック車椅子テニス金メダリストの小田凱人選手、大相撲第74代横綱・豊昇龍智勝の3人が務めた。

■M-1グランプリ優勝者一覧【参加組数】
2001年度中川家【1603】
2002年度ますだおかだ【1756】
2003年度フットボールアワー【1906】
2004年度アンタッチャブル【2617】
2005年度ブラックマヨネーズ【3378】
2006年度チュートリアル【3922】
2007年度サンドウィッチマン【4239】
2008年度NON STYLE【4489】
2009年度パンクブーブー【4629】
2010年度笑い飯【4835】
2015年度トレンディエンジェル【3472】
2016年度銀シャリ【3503】
2017年度とろサーモン【4094】
2018年度霜降り明星【4640】
2019年度ミルクボーイ【5040】
2020年度マヂカルラブリー【5081】
2021年度錦鯉【6017】
2022年度ウエストランド【7261】
2023年度令和ロマン【8540】
2024年度令和ロマン【10330】

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