【M-1】エバース「これがM-1の難しさ」 最終決戦“2番手”の理由も明かす
エバース
漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』決勝が、21日に放送(ABCテレビ・テレビ朝日系後6:30)。お笑いコンビ・たくろうが、過去最多1万1521組の頂点に立ち、21代目王者の称号と優勝賞金1000万円を獲得した。決勝後、TVerで『M-1打ち上げ by -196 ~どかーんと一発打ち上げようよ!~』が生配信された。ファーストステージでは1位通過を果たしたが、最終決戦で惜しくも3位となったエバースが、くやしさをにじませた。
2本目のネタ中について、エバースは「ネタやっている途中でなえていました。町田の顔芸史上では、だいぶ面白い方だと思うんですけど。いろんな場所でも試したんですよ。僕らのことを知らないような地方でもウケていたから大丈夫だろうなって思っていた」と回顧。
出順が2番手だった真相についても、佐々木が「2番目にしたのは、町田が2番目がいいって。町田って直感なところがあるので、意外と合っているのかなって」と明かした。「でも、力負けっていう感じはしました。これがM-1の難しさ。来年もまた、全国放送でネタできるチャンスがあるっていうのはうれしいです」と前向きに語っていた。
決勝へと駒を進めたのは、豪快キャプテン、ドンデコルテ、めぞん、たくろう、真空ジェシカ、ヤーレンズ、ヨネダ2000、エバース、ママタルトで、敗者復活から勝ち上がったカナメストーンも含めた10組で実施。エバース、たくろう、ドンデコルテが最終決戦へと進み、頂点を目指した。最終決戦の順番は、ドンデコルテ、エバース、たくろうとなった。
その結果、たくろうが8票、ドンデコルテが1票で、たくろうに軍配が上がった。
審査員は昨年に引き続き9人制で、礼二(中川家)、山内健司(かまいたち)、塙宣之(ナイツ)、博多大吉(博多華丸・大吉)、哲夫(笑い飯)、柴田英嗣(アンタッチャブル)、駒場孝(ミルクボーイ)、後藤輝基(フットボールアワー)、海原ともこ(海原やすよ・ともこ)。
出場順を決める「笑神籤(えみくじ)」のプレゼンターを東京2020オリンピック柔道金メダリストの阿部詩選手、パリパラリンピック車椅子テニス金メダリストの小田凱人選手、大相撲第74代横綱・豊昇龍智勝の3人が務めた。