水野美紀、“お気に入り”のシーン明かす ドラマ『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』クランクアップ
『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』クランクアップを迎えた水野美紀(C)カンテレ
齊藤京子&水野美紀がW主演で“同一人物”を演じるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』(毎週火曜後11:00)がきょう23日に最終話を迎えるのに先立って、水野のクランクアップの様子とコメントが届いた。
本作は、幼稚園のママ友いじめが原因で娘を亡くした55歳の母・篠原玲子(水野)が、謎の天才外科医・成瀬(白岩瑠姫)の全身整形手術によって25歳の“新米ママ”篠原レイコ(齊藤)として生まれ変わり、娘を死に追いやったママ友グループに潜入する、衝撃の復讐(ふくしゅう)エンターテインメント。原作は、あしだかおる氏・アオイセイ氏による同名人気漫画(電子コミック)。
2人で1役の主人公“篠原玲子=レイコ”に挑戦し、座長として約2ヶ月間撮影現場を引っ張った齊藤と水野。“亡くなった娘のための復讐”というだけあって「つらいシーンが多かった」と話す齊藤は、ハードなスケジュールを乗り越え「“無事に終わった”という安心感と、“ついに終わってしまった”という寂しさが入り混じっています」と、本音を吐露。初の復讐劇で、初の母親役だったこともあり「これまでの作品とは違った達成感があります」と、目に涙を浮かべた。
一方、先に撮影を終えた水野は「1つの役を2人で演じることが初めての経験で、とても楽しかったです!」と、今回の役柄を新鮮に感じた様子。さらに「ラスボスが手ごわくて一筋縄ではいきませんが、果たして玲子は敵を倒すことができるのか!?どうか楽しみにご覧いただければと思います」と、最終話に向けての見どころも語った。
■水野美紀コメント
無事にクランクアップを迎えることができてホッとしています。1つの役を2人で演じることが初めての経験で、とても楽しかったです!私と京子ちゃんが共存するシーンが毎話ありますが、監督の工夫をこらした演出がとても印象的でした。特に、第4話の、屋上にレールを敷いて交差するシーンがお気に入りです。来週はいよいよ最終話…ラスボスが手ごわくて一筋縄ではいきませんが、果たして玲子は敵を倒すことができるのか!?どうか楽しみにご覧いただければと思います。■最終話あらすじ
「一番罪深いのは…あなたの地獄のような苦しみに気づかなかったお母さん」。
優奈(大友花恋)は亡くなる前、沙織(新川優愛)の策略にはめられ、新堂議員(竹財輝之助)の息がかかった不動産会社社長・影山(姜暢雄)との望まない関係を強いられ、心に深い傷を負っていた。その事実を、沙織から送られてきた動画で初めて知った玲子=レイコ(水野美紀/齊藤京子)はがく然。娘を救えなかった罪悪感に耐えきれず、空(佐藤大空)を連れて姿を消してしまう。
別れを告げるメールを受け取った成瀬(白岩瑠姫)は、レイコのマンションへ急いだ。空っぽの部屋に現れたのは、レイコをも追い込んだモンスター・沙織。「邪魔者はいなくなった」と成瀬を誘惑し、“レイコは優奈に会いにあの世へ行った”と勝ち誇った顔で知らせる。
そのころ、圭太(日影琉叶)の失われていた記憶が奇跡的に回復。優奈が死んだのは「僕のせいだ」と思いもよらぬ真実を語り始め…。
娘の命が奪われた“あの日”、一体何があったのか――。すべての真相が明らかになるなか、玲子=レイコの人生をかけた復讐劇がついにクライマックスを迎える!