上垣皓太朗アナ、フジテレビアナウンサー執筆の短編小説集カバーイラストに初挑戦「“食の多様性”を表現」【コメントあり】
上垣皓太朗アナ、フジテレビアナウンサー執筆の短編小説集カバーイラストに初挑戦 (C)フジテレビ
フジテレビアナウンサーが「料理」をテーマに執筆した『おしゃべりな食卓 フジテレビアナウンサー短編小説集』が、2026年1月28日に発売されることが決定。カバーイラストは、入社2年目の上垣皓太朗アナウンサーが、タイトルの『おしゃべりな食卓』をイメージして描き下ろしに初挑戦した。
幼い頃から絵を描くことが好きだったという上垣アナはタイトルを聞いて、いろいろな人が食卓を囲んでいることをイメージした。「食卓がカラフルだったらいいなと。色使いや、いろいろな地域の食があるとか、大人向け子ども向けの食べ物が両方あるとか“食の多様性”を表現したくて」と語り、おにぎり、ビール&枝豆など幅広い世代が好む食べ物を色鮮やかに描いた。初めて小説を出版する先輩アナウンサーたちの作品については「アナウンサーの世界から一歩離れて、完全に100%フィクションだったらどんな世界が広がっているのかが堪能できる一冊。語彙(ごい)力&表現力が、それぞれに個性ある小説に仕上がっている点も見所です!」とアピールした。
本書は、料理は科学だと言い切るシェフ、家事育児のストレスに爆発して家庭での料理担当を夫に一任する母親、朝ご飯を巡って親とけんかしてしまう小学生、都会の生活を謳歌(おうか)しつつ故郷の梅干しに引かれるOL、ロールキャベツを作ることで結婚や仕事や過去の恋へのもやもやが静かにほどけていく独身女性など、料理をテーマに描かれる物語が連なるアンソロジー。
巻末では、著者の安宅晃樹がアナ、佐々木恭子アナ、島田彩夏アナ、西山喜久恵アナ、宮司愛海アナが本書の成り立ちや思いを語り合う座談会も収録されている。
■上垣皓太朗コメント
Q、カバーイラストの依頼を受けたときの思いは?
「依頼があったときは素直にうれしかったです。子どもの頃から絵を描くことが好きで、ずっと鉄道や電車の絵を描いていたことを覚えています。中学、高校、大学と、描くことから離れてしまいましたが、社会人になって再びこのような貴重な機会をいただけるとは。表現方法と一口に言っても、言葉の場合は、目で見たものや聞いたものを自分の言葉の能力の限界までしか表現できませんが、絵はもっと直感的に描けるのが楽しかったです」
Q、イラストに込めた思いは?
「『おしゃべりな食卓』というタイトルを聞いて、食卓がカラフルだったらいいなと思いました。色使いや、いろんな地域の食があるとか、大人向け子ども向けの食べ物が両方あるとか、“食の多様性”を表現したくて。『おしゃべりな食卓』ってことは、いろんな人がそこを囲んでいるはずですから」
Q、ご自身にとって『おしゃべりな食卓』とは?
「実家が関西なので数ヶ月に1回程しか帰れませんが、その際の食卓は本当に話が止まらない!両親も私もずっと話して、夜7時ぐらいに始まった食卓が午前0時ぐらいまで、5~6時間たってもずっと話が止まらない!!話が食に彩りを与えることもあるのだと感じます」
Q、『おしゃべりな食卓 フジテレビアナウンサー短編小説集』の見所は?
「想像力ですね。ニュースを伝える立場であるアナウンサーは、事実や情報を誠実に伝えますが、その逆に位置する感情や想像の世界、想像の翼をどう広げているかに注目して読んでいただきたいです。
アナウンサーの世界から一歩離れて、完全に100%フィクションだったらどんな世界が広がっているのかが堪能できる一冊。語彙(ごい)力&表現力がそれぞれに個性がある小説に仕上がっている点も見所です!」