石原さとみ、映画監督・東陽一さん追悼 『私のグランパ』は「俳優としてのスタートであり、原点です」
石原さとみ (C)ORICON NewS inc.
俳優の石原さとみ(39)が28日、映画監督の東陽一さんの訃報を受け、所属事務所を通じて追悼コメントを発表した。東さんは21日、都内の病院で死去した。91歳だった。
石原は「東陽一監督の訃報に接し、胸が苦しく締め付けられる思いです」と心境を吐露。「『私のグランパ』は、俳優としてのスタートであり、原点です。当時の私は何も分からず、ただただ必死でしたが、監督は常に優しく、静かに、深く導いてくださいました」と、デビュー作での思い出を振り返った。
さらに「東陽一監督と菅原文太さんが二人で話されているのをそばで見ていたあの時間は、今も忘れられません。大人の男性のかっこよさと、温かいエネルギーに心を打たれました」と回顧し、「感謝の気持ちとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」と結んだ。
東陽一さんは和歌山県出身。早稲田大学文学部を卒業後、岩波映画製作所に入社し、ドキュメンタリーと劇映画の双方で手腕を発揮した。代表作に『サード』『絵の中のぼくの村』などがあり、日本映画界に確かな足跡を残した。2024年には、第47回日本アカデミー賞会長功労賞を受賞している。
石原は映画『私のグランパ』で俳優デビューを果たし、同作で数々の映画新人賞を受賞。以降、映画やドラマで活躍の幅を広げてきた。
なお、葬儀は近親者による密葬で執り行われ、後日あらためてお別れの会が行われる予定。