山田裕貴、車いすラグビー選手役を体当たり熱演 有村架純とともに初の日曜劇場出演
日曜劇場『GIFT』より(C)TBS
俳優の堤真一が主演を務める、4月スタートのTBS系日曜劇場『GIFT』(毎週日曜後9:00)に新たなキャストとして山田裕貴、有村架純の出演が決定した。ともに日曜劇場は初出演となる。
パラスポーツの中で唯一車いす同士が激しくぶつかり合うことが許され、その過激さから「マーダーボール(殺人球技)」と呼ばれていたこともある車いすラグビー。本作では、弱小チームに立ちはだかる難問の答えを導き出しながら、本気で心と身体をぶつけ合うことで仲間、家族の大切さを知っていく絆と再生の物語を描く。
山田が演じるのは、車いすラグビーの弱小チーム「ブレイズブルズ」のエース・宮下涼。高校時代はサッカー部のキャプテンとしてインターハイを目指していたが、交通事故によって車いす生活を余儀なくされ、夢を断たれた過去を持つ。現在は市役所の福祉課に勤務しながら競技を続けているが、勝てない現実と向き合う中で孤高の存在となっている。強くなりたい、勝ちたいという思いを抱えながらも、チーム内で切磋琢磨できる環境がなく、一匹狼のように戦ってきた涼の前に、素人ながらチームを勝たせると宣言する伍鉄文人が現れる。
山田は、車いすラグビーという初挑戦の世界で、失われた輝きを取り戻そうとする選手の葛藤を全身で表現する。
一方、有村が演じる霧山人香は、出版社のライフスタイル雑誌で働く記者。周囲からは明るく前向きな人物と思われているが、その裏では消えない過去のトラウマを抱えている。新連載企画「パラアスリートとそれを支える人々」の取材を任され、車いすラグビーやブルズ、そして伍鉄や涼と出会うことで、目を背けてきた自身の過去と再び向き合うことになる。競技のルールも分からない状態から取材に臨む人香は、選手たちの生き方に触れる中で、少しずつ自分自身の在り方を見つめ直していく。
■コメント
<宮下涼 役山田裕貴>
車いすラグビーは映像では何度か拝見したことがあったのですが、今回初めて挑戦します。実際に競技用の車いすに乗ってみると、前に進むことや止まることだけでも想像以上に難しく、試合のリアルな迫力を表現することはもちろん、そこに選手としての誇りをきちんと表現できるのかという不安もありました。だからこそ、200%の気持ちで練習に向き合いながら日々取り組んでいます。
僕が演じる涼は、「頼れるのは自分だけ」と思いながら生きている青年で、どこか昔の自分と重なる感覚があります・・・。スポーツというのは勝つか負けるかの勝負の世界で、涼はエースとして車いすラグビーに真剣に向き合っているからこそ、さまざまな葛藤を抱え込み、ひとりで戦おうと心を閉ざしてしまっているような人。
人生は“ギフト”の連続で、誰かに与え、誰かから与えてもらって、その繰り返しで。僕にできることは、車いすラグビーを通して、この作品に全力で向き合うことです。その姿が、視聴者のみなさんに元気や勇気を“ギフト”として届けられたらと思います。見終わったあとに、あたたかい気持ちになったり、少し前を向けたり、「自分もがんばろう」と思ってもらえるように・・・。チーム『GIFT』からの“ギフト”、ぜひ受け取ってください。
<霧山人香 役有村架純>
さまざまな感情や事情を抱えた方たちが、車いすラグビーという一つの目標に思いを向け、懸命に前へ進んでいく姿に、スポーツならではの力や、人の心を動かす熱を強く感じました。
そんな作品に参加できることが本当にうれしく、演じる側としても、その“熱さ”をしっかりと届けたいと思っています。
人香は、ライフスタイル雑誌の編集部に勤める女性で、車いすラグビーの取材を担当することになります。彼女自身もまた、さまざまな事情を抱えた人物です。そんな人香が、車いすラグビーや選手たち、そして伍鉄と出会うことで、どのように変化し、成長していくのかに注目していただけたらと思います。
このドラマは、『GIFT』というタイトルの通り、誰かからもらった言葉や行動によって、自分でも気づいていなかった思いに気づき、変化して成長していく物語です。ドラマを通して、視聴者のみなさんが、身近な人から受け取る言葉や行動を、これまで以上に大切に感じていただけるきっかけになれたらと思います。そして何より、車いすラグビーというスポーツの魅力を、より多くの方に知っていただけたらうれしいです。
<プロデューサー宮崎真佐子>
“宮下涼”は、事故で足に障がいがありながらも必死に前を向こうとする、弱小チームのエースであり、車いすラグビーに命をかけて臨む選手、そしてたとえ夢破れても、もがきながら一生懸命に生きようとする、そんな青年です。
そう考えた時に、この役をできるのは山田裕貴さんしかいないと思いました。文字通り体当たりで、そして全身全霊をかけてこの役を演じてくれています。“霧山人香”は明るくて前向きで雑誌記者としての仕事を頑張る女性、だけど実は家族に事情を抱えてそれを隠すように生きている人。一見、繊細にみえるけれど、その中には熱い想いがあるこの役は、有村架純さんが本当に丁寧に美しく演じてくださっています。
お二人とも日曜劇場には初出演。そんな二人と堤さんの魂のこもったお芝居から生まれる熱は、きっとテレビの前の皆さんにも伝わり、心揺さぶる瞬間をお届けできるはずだと思っています。ぜひ、日曜劇場『GIFT』をお楽しみに!