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わーすた松田美里、等身大の“想い”をつづる連載企画第2弾「家族」【2nd写真集『想いごと』発売記念】

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わーすた松田美里、等身大の“想い”をつづる連載企画第2弾「家族」【2nd写真集『想いごと』発売記念】

わーすた・松田美里2nd写真集『想いごと』オフショット”母のお誕生日をお祝いした日のツーショット”


アイドルグループ・わーすたの松田美里(26)が、2nd写真集『想いごと』(KADOKAWA刊)を3月25日に発売する。写真集の発売を記念して、オリコンニュースでは、松田本人の想いをつづる全4回の連載企画を展開。第2回は「家族」というテーマで等身大の“想い”を届ける。



こんにちは、松田美里です!
全4回の連載、第2回がやってきました。前回は私の大切な「友達」についてお話ししましたが、今回は私の人生の土台であり、今の私を形作ってくれた「家族」についての「想い」をお話しさせてください。
27歳実家暮らし 箱入り娘な私の、ポップでホットな実家時間を楽しく想像していただけますように。

私の家族で一番に話をしたいのは、私の「母」の話です。
私の母を一言で言えば「パワフルで忙しない、天然さん」です。


つい、この間のことだけど、母との朝は凄まじい……。
「みり起きてー!サッと選挙行こ!ほんで、ママ今から雪だるま作るけ、やろ。つららもすごい!つららみたことないじゃろ、みよ!フー……めちゃたのしい、やばい。あ!(ゆきだるまの)目が取れとる!!」
てな感じで、怒涛の母アラームで起きるのは日常茶飯事。
休みの日は二度寝を考えながらウトウトするのが好きな私は、勘弁してぇ〜、、ってちっちゃい声でよく言ってます。ちなみに、母アラームのスヌーズ機能はすごい。すぐに鳴ります。絶対起きます。


なんとなく、歳をとると色んな経験を経て、諦めを知ったり、絶望したりで心の感度も自然と落ちるものだろうなと思っていたのに、そんなパワフルマザーな私の母は、絶望しようともそうならなかったみたいで、良いものは良いと自分の感覚に素直でいられる超ピュアな所もあります。
それに何があっても家族の味方。愛が無限にある。しかもそれをハッキリしっかり言葉にするので、とにかくまっすぐで、漫画の主人公みたいな人だなあと思ったことが何度もありました。

敵わない、、、、母にはほんとーーーうに敵わない!
私もかなり素直人間なはずだし、心から人が好きでそれなりに愛嬌もあるはずなのに...。人から「みりのママってどんな人なの?」と聞かれたらいつも「みりの上位互換みたいな人だよ」と必ず言います。笑
大尊敬です、母君よ。

そんな母は、私の夢の伴走者でもありました。

中学二年生のときにアイドルを目指し、研究生として活動を始め、生まれ育った広島の田舎から、大阪へ毎週通う生活が、たしか1年半ほど続きました。
レッスンに間に合うように新幹線を使って、週明けの学校に間に合うように夜行バスを使って。そこにほぼ毎回、母が一緒にいてくれました。

学校を早退しなければならなかった時、教室を出る中でいつも皆に遅れをとるような引け目と寂しさが一緒についてまわる。
普通の中学生だったら参加したほうが良さげな行事に出られず、友達と共通の話題が減っていくことに孤独をすごく感じることも...中々辛かったです。

でも母はいつもそばにいて、寒い日は手を繋いで、辛い時 嬉しい時いつでも話をきいてくれた。
高校生になってからはわーすたとして結成され、そこから11年が経とうとしてます!母、本当にありがとう!!

そんな母以外に、わが家には個性的な兄もいます。
母と兄はタイプが似てて、どちらも譲りあわない意志つよタイプなので、気づけば二人でファイトをしてて(笑)
ほんとはずっと見てる側で、楽しめたら良いんだけど、とにかく声が大きいので、私はそのたびにリングに入り、止める役になるわけなのですが、、、笑

ド正面から一つ一つに怒っていく母に対して、兄は不器用に立ち向かいます。

見えている自分の手札で、一生懸命、真剣に伝えようとするのに出す札間違えちゃうようなポンコツさが、また可愛い。
喧嘩の度に(もっとお兄ちゃん良い手札持ってるのになぁ)と妹はヒヤヒヤしながら応援してます。

お気づきの通り私はブラコン寄り。ついでに兄はシスコン気味です。

小さい頃から悪ガキでよく怒られていた兄を見て危機察知がうまく立ち回る妹の存在ってきっと相当うざかったと思うし、私のアイドル活動が始まってからは特に、もやもやをたくさん飲み込んだと思うんです。

それでもたくさん可愛がってくれました
自分のことになると下手くそなのに、私の相談には上手に乗ってくれるのですごい。きっとそれだけ兄も妹が可愛いんだな〜〜ふふふん と思うようにしてます。
これからも可愛い妹でいさせてくださいね。
そして、我が家の大黒柱の父。
アイドルになってからは、母も兄も東京に出てきているので、父は広島で犬と暮らす逆単身赴任的な感じに。
離れ離れな今になって振り返ってみると、昔は父のぶっきらぼうなところ、言わなくていいこと言っちゃうところ、嫌いでした。お兄ちゃんの方が話しやすそうなのムカつくし。
でも、最近、父が恋しくなる事が増えました。
たまに会えた時の父の幸せそうな顔、大人になってお酒を飲みながらゆっくり話せる愛おしい時間が増えて、小さい頃は興味がなかった父の人柄の解像度が上がりました。今だからわかる、その人あたりの良さとひかえめな部分の絶妙なバランス。

学生の頃に私が家の裏で拾った犬と暮らし始めたことが多分きっかけなのか、性格がとてもまぁるくなった父。

あのぶっきらぼうは何だったんだ?と幻に感じるほど愛情表現をするようになりました。主に犬にだけど。

考えてることそのまま顔に出てるぞ。それをもうちょっとみりにもしなよ、とたまに思います。ま、いいですけどね、別に。

そんな父に当たり前に犬もベッタリです。
犬も気づけばオバサンの年齢ですが、大きくなってくれました。父と仲良くなれたのは「さくらちゃん」のおかげかもしれません。
長生きしてくれてありがとうね、

こうやって大好きな家族への愛を伝え続けられることが、大事なんだなって強く想います。伝え続けなければ後悔をしちゃうから。

... ...皆さんは大人になってから後悔をした事ってありますか?

私はあんまりしてこなかったです。
だってオムライスかカルボナーラか悩んで、あとから「オムライスのほうが良かったかな」と思っても、カルボナーラを食べた世界線に行かなければそれは分からないし、今後の人生に影響があるかもわからないです。だから、大きな後悔はそんなになかった。

そんな私にも、ひとつだけすっごい後悔があります。

ある日からちょっとずつ私を忘れていくおばあちゃん。
電話越しにおじいちゃんの目が悪くなったことを知った時。
そして、施設に入った報告をもらった時。

あと何回、この人たちに会えて、言葉を届けられるかなと想像すると怖くなりました。いつかお別れがくるという当たり前の事を受け入れたくないと思ってしまうくらいリアルに考えてしまって……。

地元広島を出て11年、これまで毎年必ず帰省できた訳ではない。忙しかったこともありましたし、気持ちに余裕がなくて帰省できなかった年もありました。
だから母方、父方どちらのおじいちゃんおばあちゃんにも会いに行くことができた時は、「だいすきだよ、愛してるよ」と伝えようと決めていました。

でも、その日は帰省最終日。
帰りの新幹線を急いで出ないといけなくて、とりあえず玄関に向かいながらの最後に挨拶。
おじいちゃんが家の奥からゆっくり歩いてお見送りに来ていたのに、距離がある人に雑に言いたくない気持ちがあり、結局言葉は交わせず......。
口に出せばよかったのに、心の中だけで 「だいすきだよ愛してるよー!」とは言ってたんです。どうか元気でおってね、美味しい物食べてね、怪我しないように気を付けてね、って。

もっと言いたいも思ってることもあった。
でも、次に会う時、おじいちゃんの意識は既に天国にいたので叶わなかった。
とても後悔しました。人にも言えないくらい後悔しました。

きっとおじいちゃんは、この事で怒るような人ではないけど、言われて嬉しいはずの言葉を言えなくてごめんね。

長い期間落ち込んで、最近やっと泣かずに考えられるようになってから、いつか振り返った時に、楽しくなれる事、やってよかったー!って思うことを、家族にもっと増やしてあげたいと思います。

後悔とそこから見つけた目標みたいなものはずっと持っていたい

自分の色々な未熟なところにうんざりするけど
下手くそなりにいっぱい考えながら、失敗をなかったことにしない。
新しいものを生んでいける人間になりたいです

この後悔があってから、私は以前より周りの人の話をより興味深く聞けるようになりました。

この人はどんな場でどう思うのか。
同じものを見た時どれくらい感動するのか。

人の感覚を知ること。
どう行動するのか解ること。

こういう時あの人ならこうしそう、と家族で話している時、
すごく幸せな気持ちで、すごく泣きそうになり堪えます

うまれてずっとそばに居て、どんな事があっても見放さず
叱ってくれて正してくれる家族とこれからもそんな話をいっぱいしながら
自分自身の人生を一生懸命に頑張っていこう、なんて思っています。



次回、第三回目は松田の「グループ」について“想い”をつづる。

■2nd写真集『想いごと』
グアムの美しいロケーションのもと、アイドルグループ「わーすた」の松田美里が贈る、彼女の10年間の歩みと「想い」を込めた集大成となる珠玉の一冊。

【プロフィール】松田 美里(まつだ・みり)
1999年8月2日生まれ、広島県出身。2015年に結成されたデジタルネイティブ世代のアイドルグループ「わーすた(The World Standard)」のメンバー。手先の器用さを活かした衣装製作や、独特の感性で綴られる言葉選び、温かなキャラクターで支持を集める。2026年3月25日に、自身の「想い」を詰め込んだ待望の2nd写真集『想いごと』を発売。

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