“元祖裸芸人”11秒で100万円の衝撃ギャラ 50歳過ぎ状況は一変→裸芸の限界と転落劇告白「相当きつかった」
井手らっきょが『しくじり先生俺みたいになるな!!』に出演(C)AbemaTV,Inc.
“裸芸の元祖”と呼ばれるベテランお笑い芸人・井手らっきょが、20日放送のABEMA『しくじり先生俺みたいになるな!!』に登壇。現代では考えられない過激な裸芸の裏側と、それによって引き起こされた数々のしくじりを赤裸々に明かした。
バブル期、裸芸で一世を風靡した井手は、企業イベントなどに引っ張りだこだったという。当時の営業について「『サプライズゲスト、井手らっきょさんです!』と紹介されて、100メートルを11秒で走ってゴールしたら、それで終わり」と回顧。わずか11秒のパフォーマンスでギャラは「100万円」だったと明かし、「秒給でいうと1秒9万円。一生“裸芸”で飯が食えると思っていた」と当時の心境を振り返った。最高月収は400万円に達していたという。
番組前半では、裸芸以外の特技である短距離走にも言及。
世界記録保持者カール・ルイスを模した人形“カール君”との対決や、ソウル五輪金メダリストのフローレンス・ジョイナー選手との対決で勝利したエピソードを披露したほか、「日本ハムファイターズのプロ野球テストに受かってます」と明かし、スタジオを驚かせた。
しかし、20年以上裸芸を続け、50歳を過ぎると状況は一変する。コンプライアンス強化の流れもあり、「現場の最年長が脱ぐと周りがオロオロする」「初老の裸は笑いづらい」「『絶対に脱ぐな』で脱いだら即逮捕」と現実を痛感。仕事は激減し、月収は20万円まで落ち込んだ。「相当きつかった」とどん底時代を振り返った。
私生活でも結婚25年で離婚。孤独の中でも「軍団はみんな個々で頑張っている。そんなメンバーに弱みを見せたくない」と、たけし軍団の仲間に相談することはなかったという。
その後、2018年に故郷・熊本へ移住。20年ぶりに軍団員が再集結した“たけし軍団結成40周年”では、「軍団のみんなの前で初めて号泣した」と明かし、長年支え合ってきた絆を語った。
時代の波に翻弄されながらも、芸と向き合い続けてきた井手。栄光と転落の両面をさらけ出した授業は、教室に集まった生徒たちへ強い教訓を残した。