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トヨタ『ランクル70』レンタカー化への思い「若い人に燃費や空気抵抗ではない車の楽しさを体感してほしい」 走行20万キロも“小学校4年生くらい”の極上個体

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トヨタ『ランクル70』レンタカー化への思い「若い人に燃費や空気抵抗ではない車の楽しさを体感してほしい」 走行20万キロも“小学校4年生くらい”の極上個体

トヨタ『ランドクルーザー70』(HZJ77)Vintage Club by KINTO (C)ORICON NewS inc.


2月21日、22日に神奈川・パシフィコ横浜で開催された日本最大級のクラシックモーターショー『Nostalgic 2days 2026』(ノスタルジック2デイズ)。同展に、昔ながらのトヨタが誇る“ヘビーデューティの第一人車”を展示したのは、Vintage Club by KINTO。

KINTOといえば、トヨタが届ける新車のサブスクリプションサービスのことだが、同社ではビンテージカーの短期的なレンタルを実施。過去の取材で同店スタッフが「もともと弊社と、トヨタ自動車、それにトヨタ博物館の車のレストアをやっている新明工業さんとつながりがあるなかで、会社の枠組みを超えて旧車好きのメンバーが『車を楽しんで盛り上げていきたい』とスタートしたのが始まり。そういう経緯があるので、整備面での心配はなく、また保険にもしっかり入っているので、安心して利用いただけます」と、旧車のレンタルを可能にしていることを説明している。

これまで『10ソアラ』『27レビン』『KPスターレット』『ダルマセリカ』『セリカリフトバック』『70スープラ』『MR2』などをラインアップしてきたが、今回新たに『ランドクルーザー70』(HZJ77)を加えた。同社総合企画部部長・布川康之氏は言う。「スポーツ系の旧車が多かったんですけれども、やはりトヨタといえば『ランクル』でしょうということで、前々から入れたかったんですね」「やっぱ世界中で現役でまだ働いてる車っていうこととで、旧車の雰囲気も味わいながら、スペック的にも問題ないっていうことで(ラインアップに加えたかった)」とその思いを語る。


2004年に生産中止、14年に期間限定発売、23年に再々販と異例の歴史をたどる同車だが、今回ラインアップに加わったのは、1984年から2004年まで販売された初期のモデル。同車については、トヨタ車体が愛知県刈谷市に2023年にオープンしたランドクルーザーの専門店「ランクルBASE」とのコラボして作り上げた車体で、個体の調達からカスタムまでプロデュースしてもらったものだという。走行距離は20万キロほどで「ランクル界では小学校4年生くらいです(笑)」だと笑う。装備も運転席・助手席のシートはBRIDEにアップデートされているが、オーディオは当時のまま、モモのヘリテージラインのステアリング、そして「展示用です(笑)」という“水中花シフトノブ”が当時感を感じさせる。

通常レンタカーは、車格が大きくなれば当然値段も上がっていくが、同車はほかの旧車と変わらず8時間で3万円ほど。だが、人気はスポーツカーの方が高いという。

「やはりお客様とお話してても、キャブ車の、スポーツ系の車の方が間違いなく引きが強いですし、そっちがやっぱメインにはどうしてもなると思うんです。実際『ランクル70』入れてみて、反応は若干負けはしますね」と話す一方、「僕らの出し方もちょっと課題があって。
例えば『ランクル』って流して楽しむっていうよりは、どっか行ってキャンプなどやるための車なんですよね。なので、今後キャンプを含めた楽しみ方にご提案していきたいなと」と、課題に取り組んでいくという。

最後に、どんな人に借りて乗ってもらいたいか聞いてみた。

「あの当時を懐かしむ方もいいですけど、リアルタイムじゃない若い方がみんなで乗り合いでね、どっか遊びに行くときとかに使っていただくといいかなと思います。あの“トラック感”が最高じゃないですか。燃費とか空気抵抗とかではない車で、ゆっくりトロトロ流して、楽しさを感じていただきたいです(笑)」。

『Nostalgic 2days』は、芸文社が発行するクラシックカー(旧車)の雑誌『Nostalgic Hero』『ハチマルヒーロー』 『Nostalgic SPEED』『Classic PORSCHE』、Webサイト『Nosweb.jp』『特選旧車情報』が合同で主催する日本最大級のクラシックモーターショー。国産クラシックカーを中心にあらゆる旧車ショップ、パーツメーカー、レストアショップが集結し、貴重な車両が展示されている。

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