『ばけばけ』高石あかり、最終回の裏側明かす “ほぼリハなし”で挑んだ理由
連続テレビ小説『ばけばけ』より (C)NHK
NHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)が27日に最終回を迎え、トキ役・高石あかりがコメントを寄せた。
■コメント
半年間『ばけばけ』をご覧いただき、本当にありがとうございます。ご覧いただいた皆さんにすごく支えられていたので、とにかく感謝を伝えたいです。
最終回のトキが蚊に刺されるシーンは、本番での感情を大事にするため、リハーサルをほぼ行わずに撮影しました。撮影の前に私の感情が高ぶりそうになると、池脇さんが笑わせてくださるなど皆さんが抑えてくださって。1年間一緒だったからこそ、全員が私のことを理解してくださっていたおかげで、トキとして生きてきたことが全てあふれるようなシーンになりました。『ばけばけ』は、ほかの皆さんと脚本を信じるだけで、大丈夫だと思えた作品でした。
ラストシーンは、この1年のことを思い出して、情感たっぷりに演じよう…なんてことは思っていなくて、2人の日常をただ演じるだけと思って挑みました。
ところが、その前日までヘブンさんが亡くなったあとのトキが後悔しているシーンを撮影していたので、目の前にいるヘブンさんを見た瞬間に、懺悔(ざんげ)したくなってしまったんです。そういう場面ではないし、どうしたらいいんだろう、と思っていたときに、ふと「散歩しましょうか」というセリフは、ヘブンさんへの告白なんだと気がつきました。そこからは安心して、とにかく“愛している”と伝えたいという思いで撮影しました。
皆さんの反響を感じながら撮影を行うということも初めての経験で、毎朝SNSで感想が届くのが本当にうれしかったです。イベントなどでお会いした時の優しさや表情にも、たくさん救われていました。皆さんの応援が、私含めて、キャストの方々や、一緒に作ってきたスタッフの方々にも届いていました。半年間、本当にありがとうございました。