山口馬木也、柴田勝家ゆかりの福井訪問で歴史ロマンに没入「芝居に生かしたい」
福井の丸岡城を訪れた大河ドラマ『豊臣兄弟!』柴田勝家役の山口馬木也(中央)。城丸くん(左)、坂井ほや丸(右)も登場
俳優の山口馬木也が27日、28日の2日間、福井県内の戦国ゆかりの地を巡り、28日には「第41回ふくい桜まつり春めぐりフェスタ」のスペシャルトークライブに登壇した。
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で柴田勝家を演じる山口にとって、福井訪問は初めて。越前を治めた勝家ゆかりの地を巡りながら、戦国の歴史への理解を深めた様子を見せた。
■「来てみるものだ」一乗谷で実感
国の特別史跡・一乗谷朝倉氏遺跡では、「両側の山が思ったより迫っていて印象が違ったが、町は想像以上に大きかった。やっぱり来てみるものだなと思った」と語った。
谷間の地形に着目し、「攻められたら逃げ場がなくなるのでは」と軍事的な視点も示し、「なぜ100年もの栄華を築けたのか」と歴史の背景に思いを巡らせていた。
■“歴史のミステリー”に興味
明智神社や西蓮寺では、明智光秀の木像や柴田勝家ゆかりの史料を見学。
「明智光秀をまつる場所に、なぜ勝家の像もあるのか」と疑問を口にし、「歴史のミステリーに触れて、面白さにハマっていく感覚がある」と語った。
■「住んでみたい」丸岡城に感動
丸岡城では「この城に住んでみたいと思ったのは初めて」と笑顔。北ノ庄城跡や柴田神社では、多くのファンと交流し、「最後まで『豊臣兄弟!』を見続けてほしい」と呼びかけた。
■西光寺に強い印象「胸が締め付けられる」
今回の訪問で最も印象に残った場所として挙げたのが西光寺。柴田勝家とお市の方が眠る地を前に、「歴史的に有名な人物なのに、ひっそりとした場所に眠っていることに胸が締め付けられる思いがする」と語った。地下道の伝承や、お市の三姉妹にまつわる逸話にも強い関心を示していた。
■勝家は「チャーミングな人物」
スペシャルトークライブでは、柴田勝家について「勇猛な武将というイメージだったが、脚本を通してチャーミングな人物だと感じた」と語った。
今回の大河ドラマの撮影では、豊臣兄弟の二人(秀長役の仲野太賀、秀吉役の池松壮亮)の芝居に「最初はとても嫉妬を感じた」と打ち明け、「その感情を芝居に利用してやろうと、前半戦はこころがけました。後半戦、嫉妬が脅威になってきています。
この脅威の感情を、どう芝居に利用しようかと、今思い巡らせています」と話した。
■「福井を盛り上げたい」
今回の訪問を通じて、「大河ドラマを通して福井を盛り上げたいという気持ちになった」と語った山口。福井の印象について「人の心が通じる福井」と表現し、会場を沸かせた。さらに「訪ねた場所で得た実感を芝居に生かしたい。ぜひ応援してほしい」と呼びかけると、会場は大きな拍手に包まれた。