築100年古民家をリノベ、土地&家購入含め総予算1200万円→コスパダウンの工夫続々【住人十色】
5月2日放送『住人十色』=築100年の空き家をリノベーションした家(C)MBS
俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務める、MBSテレビ『住人十色~家の数だけある 家族のカタチ~』(後5:00※関西ローカル)のきょう5月2日放送回には、「総予算1200万円で、築100年の空き家をリノベーションした家」が登場する。
舞台は、兵庫県の淡路島。住人(アルジ)は4年前に大阪市内から移住した夫妻。洲本市の山側、自然豊かな農村地域に家を構えた。住まいは、30年間も空き家だった築100年の古民家。中には、長く空き家だったとは思えない趣ある空間が広がる。実は天井板の撤去をはじめ、リノベーション前の必要な解体作業はすべて夫妻でやり遂げたという。
大阪の賃貸マンションで暮らしていた夫妻は、コロナ禍後、より良い住環境を求めて移住を決意。
淡路島を選んだのは、妻が洲本市の地域おこし協力隊に応募し受かったからだった。大手企業の移転や移住者の増加で、土地価格が上昇している淡路島。家探しが難航する中、なんとか見つけたのが今の住まいだった。
総予算は1200万円。そのうち土地と家の購入価格は500万円。残り700万円でリノベーションするために2人が考えたのが、できることは自分たちですること。さらに解体した廃材や、DIY、譲り受けた物までフル活用。環境にも財布にも優しいリノベーションを実現した。
古い台所も自分たちで解体。塗装などもできる限り夫妻でリノベーションし、スタイリッシュに生まれ変わった。キッチンは業務用をネットショップで購入し、大幅にコストダウン。おしゃれな作業台は、淡路島で閉店したブティックから譲ってもらったショーケースだという。
8畳と12畳の和室はリノベーションでひとつながりの明るいリビングに。床の栗の無垢材は格安で手に入れたセール品で、収納家具はこれもブティックからもらったショーケース。さらにリビングで再利用しているのが、土壁。元の壁を解体後、水と藁を混ぜて塗り直した。
広々としたリビングは、イベントなどを行うレンタルスペースとしても運営している。
朽ち果てていた3畳の和室は、リノベーションで妻の仕事場に。移住を機に会社を辞めた妻は一念発起し、調香師として活動。自然豊かな淡路島の野草や育てたハーブで香りを作り、今では淡路島のホテルの香りも手がけている。
この家の住み心地について、妻は、不便はありながらも「じっくり自分たちの生活を楽しむような、そんな暮らしができているなと思います」と実感する。一方、夫も「やっぱり手をかけないといけないところが多いので、その分愛着が湧く」と語る。