加藤和樹、ジョン・レノン役の重圧を告白「最初は怖かった」 公演重ねカンパニーに全幅の信頼寄せる「ただ自由でいればいい」
ジョン・レノン役の重圧を明かした加藤和樹 (C)ORICON NewS inc.
俳優の加藤和樹が3日、東京・EX THEATER ROPPONGIで行われた舞台『BACKBEAT』(3日~17日上演)取材会に登壇した。
3度目にしてファイナルとなる今回の上演を迎え、加藤は「正直複雑な気持ち」と吐露しつつも「1回1回がファイナルにふさわしい熱量」と自信をにじませた。「それだけ我々は体を張って命がけで“ザ・ビートルズ”というとつもなく大きい存在に向き合ってきた」と力を込めた。
また「最初は怖かったです。自分がジョン・レノンかって思いました」と本音ものぞかせ、「でも1人では作れないところがあって、このメンバーに支えられて行きてきたこと、このままみんなで最後、やりきったねって笑い合えたら」と笑顔を見せた加藤。
偉大なジョン・レノンという人物を演じるにあたり、初演は自分が引っ張っていかなければと「すごく悩んだ」と明かすも、今では「ただ自由でいればいいなって。そうすればみんながジョンにしてくれるので。他力本願なジョン・レノンです」とたしかな信頼が生まれていることをにじませていた。
本作は、世界的ロックバンド・ビートルズの創成期を描いた1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』を、イアン・ソフトリー監督自ら舞台化した作品。結成当初は5人編成だったビートルズに、メジャーデビューを待たず袂を分かつことになるバンドメンバーが存在した…という史実が基になっており、日本では2019年に初演、2023年に再演。翻訳・演出は、石丸さち子氏、音楽監督は、森大輔氏が務め、ビートルズ結成時のメンバーたちの葛藤や心の揺れを描く青春物語を再び創り上げる。
スチュアート・サトクリフ役は、戸塚祥太(A.B.C-Z)。ジョン・レノン役は、加藤。ジョージ・ハリスン役は、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)。ポール・マッカートニー役は、JUON(THE& ex FUZZY CONTROL)。ピート・ベスト役は、上口耕平。
19年の初演から熱量高く演じ、絆を深めてきた5人が若き日のビートルズとして再集結。
共演には愛加あゆ、林翔太、鍛治直人、東山光明、田川景一、安楽信顕、そして60年前のビートルズ来日公演で前座を務めた尾藤イサオと存在感と実力を備えた、個性豊かなキャストがそろった。劇中の20曲以上もの楽曲を生演奏し、ただ楽器を奏でるだけでなく、ビートルズの音に近づけるため個人の癖や声質をも研究を重ね、今となっては聴くことが出来ないビートルズサウンドを蘇らせる。ビートルズ本人たちが使用していたモデルの楽器で演奏する楽曲もあり、ファイナルとしてこれ以上ない環境が整った。
取材会にはほかに、戸塚、辰巳、JUON、上口、愛加、林、尾藤、石丸氏が登壇した。
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