斎藤工、絶妙すぎる例えに松永大司監督がうなる 演じた3人の関係性は「これは元恋人」
Prime Originalドラマ『犯罪者』制作発表会見に登壇した(左から)松永大司監督、斎藤工、高橋一生、水上恒司 (C)ORICON NewS inc.
俳優の高橋一生(45)、斎藤工(44)、水上恒司(27)、松永大司監督(51)が2日、都内で行われたPrime Originalドラマ『犯罪者』(7月17日からPrime Videoで世界独占配信)の制作発表会見に参加した。
松永組らしくクランクインが始まる前に、2週間ほどのリハーサル期間が設けられた。リハーサルに真剣に取り組んでくれた俳優部に熱い感謝の言葉を伝えつつ、松永監督は「こんな真面目な話をしておきながら、リハーサルをしていて面白かったことがあって。3人の関係値をどう作るか悩んでいた。3人とリハーサルしながら、関係性を見つけたいと思っていた。一生の役を中心に工くんと恒司がどういう関係なのか的確に表してくれた」と明かし、水を向けられた斎藤は「元カノ、今カノみたいな関係性だな、と。2人が近づいてくる様を見て、僕がざわついたんです。『これは元恋人の感情のなんじゃないか』と思ったんです」と当時を回想した。
松永監督は「スゴい的を射ているなと思った。編集中も編集部に『これは元恋人だから』と。台本には全然ないんですけど」と笑いながら話した。高橋も「1番最初、玄関から相馬が修司を連れて入ってくる。複雑な気持ちになりました(笑)。元カレのところに今カノを紹介する」と笑いながら明かし、斎藤は「あぶれる人の感情をみんなが考える。不思議な空間でした」としみじみ。松永監督は「全然そう見てもらいたいわけじゃないんですけど、ところどころでそのテーマがあると妙に納得しちゃった」と苦笑いで話していた。
本作は、『相棒』シリーズなどで知られる太田愛の同名小説が原作。ある無差別殺傷事件をきっかけに、刑事・記者・生存者という“出会うはずのなかった3人”が、日本社会の社会の闇に迫るスノンストップ・クライムサスペンス。
物語は、白昼の駅前広場で4人が刺殺される無差別殺傷事件から始まる。犯人は事件直後、薬物中毒により死亡した状態で発見されるが、ただ一人生き延びた被害者の青年・修司(水上)は、病院で見知らぬ男から「逃げろ。あと10日生き延びれば助かる」と謎の警告を受ける。
その後、修司は何者かに襲撃されるが、捜査に訪れていた刑事・相馬(高橋)に救われ、相馬の依頼でフリーライターの鑓水(斎藤)にかくまわれることに。なぜ修司は狙われるのか、そして“10日間”の意味とは何なのか。立場も性格も異なる3人が、事件の真相を追う中で、企業の隠蔽、政界との癒着、さらには謎の奇病の存在へとたどり着いていく。
警察、政治、巨大企業、そして過去が複雑に絡み合う群像劇と、時系列が交錯する構造から“映像化困難”とも言われてきた衝撃作となる。