岸惠子さん死去 昭和を代表する映画監督&俳優ら追悼 山田洋次監督「深い感慨と悲しみの中に受けとめています」吉永小百合「大好きな先輩でした」
(左から)山田洋次監督、吉永小百合 (C)ORICON NewS inc.
俳優でエッセイストとしても活躍した岸惠子さんが8月7日、老衰のため死去した。93歳だった。19日、所属事務所が公表した。同日、昭和を代表する映画監督や俳優が追悼するコメントを発表した。
岸さんは1932年生まれ、神奈川県出身。51年に『我家は楽し』で映画デビュー。映画『君の名は』(53年)や、市川崑監督作品の『おとうと』(60年)、映画『かあちゃん』(01年)などに出演。02年には日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。
04年に『旭日小綬章』を受章した。
岸さんが出演した『男はつらいよ 私の寅さん』(1973年・第12作)、『たそがれ清兵衛』(2002年)を手掛けた山田洋次監督(94)は「ぼくの青春時代、つまり日本映画が娯楽の王座をしめていたあの時代を代表する大スターの死を、深い感慨と悲しみの中に受けとめています」と追悼。「寅さんの華やかなマドンナ陣の一人としてスクリーンを輝かしてくれたことも、今はなつかしい想い出となりました」と悼んだ。
岸さんと市川崑監督の映画『細雪』(1983年公開)で姉妹役として共演した俳優の吉永小百合(81)は「大好きな先輩でした。『細雪』でご一緒した時、ラッシュを見て、『あなた、とても良いわよ』と誉めて下さり、嬉しかったこと、忘れられません」と振り返った。
続けて「パリのお宅に伺い、『歩いていく二人』という本を一緒に作ったことも、大切な思い出です。もう一度お逢いしたかった!今はその思いでいっぱいです」と悼んだ。
ジャーナリスト田原総一朗氏(92)は自身のXで「とてもショックだ。
僕は岸恵子さんに憧れていて何度か食事に付き合っていただいた。とても聡明な方だった」と回顧。『朝まで生テレビ』で共演したことがあるとし「自分の考えをはっきり言う方だった」と振り返った。
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