斎藤工「永尾柚乃の実年齢は72歳」京都の移動映画館で息ぴったりの掛け合い

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斎藤工「永尾柚乃の実年齢は72歳」京都の移動映画館で息ぴったりの掛け合い

永尾柚乃=移動映画館プロジェクト「cinéma bird」が京都で開催


俳優・映画監督の斎藤工が発案した移動映画館プロジェクト「cinéma bird(シネマバード)」が18日、京都市右京区の旧京北第一小学校体育館で開催された。16回目となる今回は、永尾柚乃やお笑い芸人の永野、京都出身のシンガーソングライター・birdらが出演。映画上映に加え、お笑いライブや音楽ライブを通じて、集まった約400人に特別な劇場体験を届けた。

2014年に宮城県石巻市で始動した「cinéma bird」は、映画館のない地域や劇場体験の少ない子どもたちに向け、寺や体育館などを1日限りの映画館に変える取り組み。映画や音楽、お笑いを通じて、同じ空間で感動を共有することを目指している。2024年には、被災地や映画館のない地域に文化芸術を届けてきた功績が評価され、文化庁長官表彰を団体受賞。今回は、地域内に常設の映画館がない京北での開催が実現した。

オープニングには、斎藤と音楽ユニット「cinéma birds」を組む古賀小由実、永尾、司会を務める谷尻萌が登壇。
10歳となった永尾は、京北名物の納豆餅を食べた感想を語り、学校の思い出については「算数、国語、理科、図工、体育、社会全部好き。好きじゃないものはないです!」と元気いっぱいに回答した。

小学2年生の頃に世界中の猿の生態を調べた自由研究をしていたことを斎藤から紹介されると、永尾は「3年生の頃はお団子とお餅の歴史を、今年はサメを研究しました!」と明かした。豊富な知識と好奇心に感心した斎藤が「でも実年齢はもっとだいぶ上だと思ってるんで」と切り出し、永尾から「何歳ぐらいだと思います?」と尋ねられると、「72歳。いつも勉強させていただいています」と絶賛。永尾も「いやいや、こちらこそです」と返し、息の合ったやり取りで会場を和ませた。

お笑いライブでは、cinéma birdの常連メンバーである永野が登場し、次々とネタを披露。スペシャルゲストの永尾もステージに呼び込まれたが、永野は「でも、黙っててください!」「僕が主役なんで!」と、永尾を脇役にしてネタを展開し、永尾は「面白かったです!」と太鼓判を押した。


さらに、京都出身のbirdがギタリストの樋口直彦とともにスペシャルライブを実施。斎藤は、プロジェクト始動当初からbirdとの共演を願っていたといい、「12年前に飛び始めたこのプロジェクトのひとつの目標として、birdさんにご一緒していただけたらという野望がずっとあったんですけど、birdさんの地元が京都ということで、この上ないタイミングでご一緒していただけることになりました」と喜びを明かした。

映画上映では、長編アニメーション『アメリと雨の物語』日本語吹替版と、斎藤が声の出演に加え企画・原案・脚本を担当した短編クレイアニメーション『映画の妖精 フィルとムー』の2作品を上映。作品を選んだ理由について、斎藤は「この京北という場所で上映するにふさわしい作品が、たまたま柚乃さんの出演作だったんです。偶然だけど偶然じゃないなって、今日感じております」と、作品と開催地、永尾との巡り合わせを語った。

イベントの最後には出演者が再びステージに集まり、来場者にメッセージを送った。斎藤は、会場となった体育館が2020年に閉校した小学校の施設であることに触れ、「ここの場所の意味が、またここから始まっていくような、そんなきっかけになっていたらいいなと思います」とコメント。出演者たちは来場者一人ひとりをハイタッチで見送り、京都・京北での1日限りの劇場体験を締めくくった。

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