芦田愛菜『南田南弁護士』は本家『ウ・ヨンウ弁護士』と何が違う? 日本らしいアイデア複数【第1話・2話振り返り】

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芦田愛菜『南田南弁護士』は本家『ウ・ヨンウ弁護士』と何が違う? 日本らしいアイデア複数【第1話・2話振り返り】

『南田南弁護士は天才肌』キャスト陣(C)ORICON NewS inc.


俳優・芦田愛菜が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『南田南弁護士は天才肌』(毎週月曜後10:00)の第3話が、きょう2日に放送される。これまで2話を終え、韓国オリジナル版→日本リメイク版の“変更点”が明らかになってきた。

原作は、2022年に韓国で放送され、Netflixでの配信後に世界的な大ヒットを記録した『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。自閉スペクトラム症(ASD)の新人弁護士が、さまざまな壁にぶつかりながらも、独自の視点とひらめきで数々の難題に挑む姿を描いた。

このリメイクとなる『南田南弁護士は天才肌』は日本が舞台で、主人公は芦田が演じる南田南となる。南は、東大法学部を首席で卒業し、「広川・ハワード法律事務所」に採用される。「クジラが好き」などの南のパーソナリティーや、南をとりまく家族や友人、法律事務所のキャラクターなども原作と同じように設定されている。

第1話、第2話のストーリーは、ほぼ原作どおり。
一方、随所に日本らしいアイデアが見られた。

韓国のヨンウは韓国の街に多い回転扉が苦手だが、日本の南にとってはエスカレーターだった。これにより、湊人(高橋文哉)との出会いは、エスカレーター前だった。原作では、回転扉をワルツのリズムで通り抜けるが、日本ではエスカレーターに「ズンチャッチャ♪」のリズムで乗る形になっている。

また、韓国の父はキンパ屋を営んでいるが、日本ではおむすび店となり、南は塩むすびを好む。第2話では、自分で握ったおむすびを披露したが、これは日本オリジナルの姿だった。

このほか、第2話でキーワードとなった花嫁の入れ墨は、韓国では観音菩薩だったのが、日本版では木蓮=マグノリアに変わり、これがラストにつながった。また、入れ墨自体のとらえ方や宗教観、娘の結婚を想像する父の描き方にも変化が見られた。


■第1話ネタバレ
自閉スペクトラム症(ASD)の南田南(芦田愛菜)は東大法学部を首席で卒業、司法試験をトップ合格し、広川凪沙(平岩紙)が代表を務める業界トップクラスの「広川・ハワード法律事務所」に採用された。クジラの話題になると夢中で語り続けて止まらなくなってしまう。南は、父の南田誠(角田晃広)に見送られて初出勤する。ビルのエスカレーターにうまく乗れずにいるところ、パラリーガルの船井湊人(高橋文哉)と出会った。さらに、上司・宮地賢吾(山口馬木也)や、同僚となる氷見琢磨(細田佳央太)、朝日小春(久保史緒里)らと初対面。南の採用について、すっきりしない様子の者もいる。

南が弁護を担当することになったのは、一ノ瀬圭子(朝加真由美)。圭子は、高齢で認知症の夫(斉木しげる)に寄り添って暮らしていたが、ある日、夫の荒っぽい言動からケンカになり、アイロンで殴りかかった。
診断結果は外傷性の硬膜下血腫で、殺人未遂の罪で起訴された。執行猶予をとろうとする事務所方針に対し、南は「殺人未遂は無罪にすべき」「殺人未遂ではなく傷害罪で執行猶予をとる」と独自に主張する。

そして裁判が開始。初めて法廷に立った南は、自分が自閉スペクトラム症だと明かし、それでも法を愛する思いと依頼人を尊重する信念は、他の弁護士と変わらないことを力強く宣言した。

実は南は、一ノ瀬夫妻の隣室に住んでいた時期があり、面識があった。裁判が進む中、圭子の夫が証人となるが、南の姿を見ると、過去の出来事を思い出して暴言をはき、退廷させられる。さらにその後、死亡してしまう。これを受けて検察は、殺人未遂から殺人罪に変更すると言い出す。


ピンチに陥った南は「弁護士なんて無理だったのかもしれません」と漏らす。すると、父・誠は、かつて南が言葉を初めて発した際、一ノ瀬夫妻がそばにいたというエピソードを明かした。これを聞いた南は、再び法廷に立つ決意をする。そして、湊人(高橋文哉)と会話する中で「アイロンとマッコウクジラが似ている」ことから独自のヒントを得て、逆転劇に導いた。

■第2話ネタバレ
蔵沢紘乃(渋谷凪咲)と御子柴紳司(入江甚儀)の結婚式で、ウエディングドレスがずり落ちるハプニングが起きた。紘乃は招待客の前で胸元があらわになり、背中の入れ墨も見られてしまった。

紘乃の父で、大手食品会社の会長(谷川昭一朗)は怒り心頭で、式場のホテルに1億円の損害賠償を求める。過大な金額と思われたが、南が所属する広川・ハワード法律事務所は、この依頼を引き受けた。


紘乃は、挙式当日のドレスのサイズが合っていなかったと証言。さらに、結婚自体も白紙になったという。破談の理由として、紳司は紘乃の入れ墨を挙げ「取り引き相手が必ずしも好意的に見てくれない」と語った。どこか他人事の2人に対し、南は「(互いを)愛していますか?」と聞くのだった。

一方、ホテル側の過失を見つけるべく、法律事務所の面々が式場に潜入調査。当初、花嫁を演じるはずだった朝日小春(久保史緒里)にトラブルが生じたため、船井湊人(高橋文哉)の相手を南が務め、純白ドレス姿を披露した。

迎えた裁判。式場がドレスの不備を隠していたという証言がとれたが、同時に紘乃が「マグノリア」名義のSNSアカウントで「ホッとしている自分がいる」「偽りの結婚をせずに済む」などと投稿していたことも判明。
実は縁談を望んでいなかった紘乃は「私のことなんて誰も見てない。皆見ているのは父の顔だけ」と嘆いた。

こうした中で南は、独自の視点から、1億円を得るという弁護士の役割に努めながら、親の言うままで生きてきた紘乃に法律の知識を伝えた。そして法廷で、紘乃が本当に想い続けてきた意外な相手が明らかになった…。

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