くらし情報『若者文化と共に新しい価値観の台頭 - 自由の次に力を手に入れた20世紀後半のファッション《連載:ファッションオタクのサーバエンジニアが見る女性とファッション・スタイルの文化史(4)》』

若者文化と共に新しい価値観の台頭 - 自由の次に力を手に入れた20世紀後半のファッション《連載:ファッションオタクのサーバエンジニアが見る女性とファッション・スタイルの文化史(4)》

高級レストランで締め出しをくらうほど女性がパンツをはくことに抵抗があった世の中で、ある行動を起こした人もいます。ナン・ケンプナーがその人です。華やかなパーソナリティで知られたアメリカ社交界の花形で、イヴ・サンローランのオートクチュールの大顧客の一人。MOMAのジュニア・カウンシルのメンバーになるなど、ニューヨーク社交界では影響力の大きな人物でした。
若者文化と共に新しい価値観の台頭 - 自由の次に力を手に入れた20世紀後半のファッション《連載:ファッションオタクのサーバエンジニアが見る女性とファッション・スタイルの文化史(4)》

イヴ・サンローランとナン・ケンプナー

彼女はバスク海岸調のチュニック・パンツを着てニューヨークのレストランに行き、パンツをはいていることを理由に入店を断られてしまいます。そこで彼女はその場でパンツを脱ぐという行動に出ます。今にも下着が見えそうなチュニックのみで堂々とレストランに入っていったと...。あまりに面白い出来事だったので、当時のことをネットでできる範囲で調べてみました。
日本の記事にはほとんどなかったものの、英語の記事では、「removed her trousers」「took off the bottom」「removed the bottom」など「パンツを脱いで抗議」したこの当時のエピソードのオンパレードでした。また、その事件が起きたレストラン「La Cote Basque」

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